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IntelがCPUのブランディングを変更。次世代CPU「Meteor Lake」は「Core 9/7/5/3」になり,上位モデル「Core Ultra」も登場する
さらに,先進的なクライアントPC向けCPUの新しいブランド名として「Core Ultra」が加わるとのことだ。
IntelのCPUブランドが,現在使われている「Core i」になったのは,2009年6月のこと。それから数えると,ちょうど15年ぶりのブランド変更になる。
ブランド変更の理由について,Intelは,Meteor Lakeが同社の製品ロードマップにおける大きな転換点になることを挙げている。Meteor Lakeは,「Intel 4」(※プロセス名称変更前は「7nm」,関連記事)を用いる初のクライアントPC向けCPUであると同時に,Intelの3D実装技術「Foveros」を用いた独自のチップレットアーキテクチャを採用したり,AI処理専用エンジン「Intel AI Boost」を搭載したりと,技術的に大きな要素が多数盛り込まれる。
そのため,Intelとしては次世代CPUのプレミアム感を高めるべく,ブランド名そのものも変更しようと判断したようだ。
なお,今回の変更が適用されるのは,Meteor Lake世代以降のプロセッサであり,現在販売中の第13世代や第12世代Coreプロセッサに変更はない。
ブランドを変えるくらいIntelが力を入れる製品だけに,Meteor Lake世代CPUの性能や機能がゲーマーにとって何をもたらしてくれるのか。今から楽しみにである。
Intel公式Webサイト
- 関連タイトル:
Intel Core Ultra(Meteor Lake)
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