DETUNEは本日(2023年7月7日),コルグとの共同開発による
「KORG Gadget VR」 をSteamとApp Labで発売した。価格は
Steam(PC) 版が3400円(税込),
App Lab 版が2990円(税込)。
本作は,iOS/MAC用の作曲ソフト
「KORG Gadget」 (および「
KORG Gadget for Nintendo Switch 」)をVR対応にしたもの。VR空間で6種類のガジェットを使い,作曲を楽しめる。なお,利用には「Meta Quest 2」または「Meta Quest Pro」,およびTouchコントローラーが必要となる。
ガジェットはVR向けに立体化およびデザイン修正が行われているので,KORG Gadgetファンならそれだけでも一見の価値ありだ。ガジェットの他,ミキサーなどもVR空間で操作可能となっている。
具体的にどのような楽曲が作れるのかは,以下のデモソングを試聴してほしい。
DETUNEの佐野電磁氏
VR音楽制作ソフト KORG Gadget VR 発売のお知らせ
Make Music in VR!
VR空間に広がる未来の音楽制作スタジオ!
数々のアワードを受賞した音楽制作ソフトウェア KORG Gadget は、強力なガジェット楽器と直感的なユーザー・インターフェースでスピーディーに音楽制作が行えるソフトウェアとして、iOS版から始まり、Mac版、Plugin版、Nintendo Switch版と様々な環境に対応してきました。
そして、ついに舞台は VRの世界へ。目の前に広がる3D空間では、自分を取り囲むかのように360°に配置されたガジェットを、まるでそこに存在しているかのような感覚で操作することが可能になります。必要なものは KORG Gadget VR に対応したVRヘッドセット*だけ。今までの感覚とは違う没入感を体験できる、未来の DAW で音楽制作をお楽しみください。
* 対応VRヘッドセットは Meta Quest2/Pro です。(2023/07/07 現在) Apple Vision Pro 対応は未定です。
株式会社DETUNE(代表取締役社長:佐野信義 / 所在地:東京都板橋区)は、株式会社コルグ(代表取締役社長 : 加藤世紀 / 所在地:東京都稲城市)との共同開発によるVR用音楽制作ソフト「KORG Gadget VR」を発売したことをお知らせいたします。
ガジェットに囲まれて曲作り、まったく新しいDAW体験
KORG GadgetVR は、モーション・コントローラーを使用した直感的な操作を実現するために、KORG Gadget for Nintendo Switchのユーザー・インターフェースを基にしています。目線を動かすだけで各トラックが見渡せるように、3Dガジェットとシーケンス・モニターを360°囲むように配置。まるで手で触れているかのような感覚のまま、シームレスに曲作りが行えるVR空間を実現しました。
Gadget VRのために新しくデザインされたリアルなガジェット
KORG Gadgetから厳選した6つのガジェット楽器を揃えました。より実際の楽器へ近づけるために、iOS版などで採用していたデザインを一部改良し、すべてのノブやスライダーをパネルに表示するように変更しています。洗練されたパラメーター構成はそのままなので、あらゆる音をスピーディに作り出していくことが可能。即戦力のサウンドはもちろん、細部までこだわったリアルなビジュアルも同時にお楽しみいただけます。
今までに体験したことのない没入感、自分専用の音楽スタジオ
KORG Gadget VRに対応したVRヘッドセットを装着すれば、そこには自分専用の音楽スタジオが広がります。モーション・コントローラー、360°に配置されたガジェット、シーケンス・モニターを使えば、どこにも移動することなく瞬時に思いついたアイデアを形にすることが可能。今までに体験したことのない没入感がインスピレーションを刺激します。もう機材を置くために部屋のスペースを気にする必要はありません。
ヘッドセットのミラーリング機能で、パフォーマンスを共有
VRヘッドセットに用意されているミラーリング機能を使用すれば、曲作りをする時は自分だけの空間で、完成した曲をライブ会場のスクリーンに表示してパフォーマンスを行うことが可能です。
Epic Games社のUnreal Engineを使用して制作
KORG Gadget VRは、世界的に有名なゲームエンジンで、ゲーム以外でも映像や建築分野での採用実績も多い Epic Games社の Unreal Engine を使って制作しています。
プロデューサーからのメッセージ
株式会社DETUNEの佐野電磁です。
環境が、そこで作り出されるものに多大な影響を及ぼすことは想像に難くありません。
音楽制作以外の情報が一切遮断されたVR空間内で、今まで聴いたことのない曲が作り出されていくのではないかと、とても期待しています。