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サングラス型ディスプレイ用のAndroidデバイス「XREAL Beam Pro 5G」が国内初披露。5G通信に対応した上位モデル[TGS2024]
Beam Pro 5Gは,サングラス型ディスプレイ「XREAL Air」や「XREAL Air 2」シリーズと組み合わせて使う専用デバイスである。
2024年8月に国内発売した「XREAL Beam Pro」をベースとして,5G対応の通信機能を備えているのがポイントだ。これにより,Wi-Fi環境がない場所でも通信が可能で,より幅広い場所でサングラス型ディスプレイを活用できる。
Beam Pro 5Gは,すでに予約を受け付けており,12月中旬に出荷を開始する予定だ。メインメモリ容量は8GB,内蔵ストレージ容量が256GBで,XREAL公式ストアにおける税込の直販価格は,4万7980円となっている。
ベースとなったBeam Proは,約6.5インチサイズで解像度1080×2400ドットのディスプレイを搭載したスマートフォン型のデザインを採用する。単体で使う機器ではなく,あくまでXREAL AirやXREAL Air 2シリーズ用の周辺機器という立ち位置だ。
OSにAndroid 14ベースのカスタムOS「nebulaOS」を採用しており,ゲームをはじめとする一般的なAndroidアプリを3D空間に表示して操作できる。
アプリは,Beam Proのタッチパネルだけでなく,Bluetoothで接続したマウスやキーボード,ゲームパッドでも操作が可能だ。さらに,XREAL Air 2シリーズの上位モデル「XREAL Air 2 Ultra」と接続すると,ハンドトラッキングによるジェスチャー操作も行える。
またBeam Proは,約5000万画素の撮像センサーと組み合わせた2基のカメラを備えており,これを利用して立体写真や立体動画を撮影できるのも見どころの1つだ。XREALによると,2基のカメラを50mm間隔で搭載することで,人の目で見た状態に近い立体写真や立体動画を撮影できるという。撮影できる動画の解像度は1920×1080ドット,フレームレートは60fpsだ。
東京ゲームショウ2024のXREALブースでは,Beam Pro 5GやBeam Proの展示に加えて,XREAL Air 2シリーズの体験スペースが用意されていた。こちらでは,リビングやアウトドアといった利用シーンに合わせたデモを体験できる。たとえば,リビングを模したデモの場合は,XREAL Air 2 UltraとPlayStation 5を接続してゲームをできた。
なお,XREALは,2024年9月29日までAmazon.co.jpやビックカメラ,ヨドバシカメラで,XREAL Air 2のセールを開催中だ。通常価格から16%引きの4万5980円で購入できるので,気になる人はチェックしてみよう。
XREAL Beam Proシリーズの製品情報ページ
XREAL公式Webサイト
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