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「Marvel Rivals」新ヒーロー「サイロック」は和風スタイルで参戦。開発チーム&アーティストがデザインの裏側を語る
Marvel Rivalsは,マーベル作品のスーパーヒーローやヴィランたちがチームを組み,6対6の戦略的なバトルを繰り広げるTPSだ。いわゆる“ヒーローシューター”と呼ばれるタイプの作品で,各ヒーローの特殊能力が力強く表現されているのが特徴となっている。
本作の情報を追っている人であれば知っているかもしれないが,イベントと同日には新ヒーロー「サイロック」の参戦が発表されている。一般的な「X-MEN」のサイロックとは雰囲気が異なり,日本風の衣装とバトルスタイルを採用していたことに驚いた人も多いことだろう。
今回のイベントには,NetEase GamesでMarvel Rivalsの開発に携わるクリエイターたちが出演し,サイロックのコンセプトやデザインを解説してくれた。
■出演者
陳 光昀氏 クリエイティブディレクター
Dino 馬氏 アートディレクター
桃桃子氏 アーティスト
和風サイロックの設定は,妖怪ファンタジー作品「Demon Days: X-Men」から。ゲーム独自デザインの裏話も
まずは,クリエイティブディレクターの陳 光昀氏による基本情報の紹介が行われた。
Marvel Rivalsはいわゆるヒーローシューターだが,本作ならではの要素も多数用意されている。その中でも特筆すべき要素が,ステージ内のさまざまなオブジェクトを破壊できる「ステージ破壊」と,特定のヒーロー同士がチームを組むことで発動できる「連携スキル」だ。
いずれも単なる演出ではなく,壊れたオブジェクトを盾として利用できたり,連携によって一発逆転を狙えたりと,戦略の幅を広げる要素として機能している。個々のヒーローが持つ個性と相まって,極めて幅広い戦略を楽しめるのが本作の魅力と言えるだろう。
陳氏は7月に実施されたクローズドβテストについても触れ,多数の参加者が熱心にフィードバックを送ってくれた旨を語った。正式リリース後はそうした意見をもとにゲーム体験の改善を行いつつ,より多くのキャラクターやステージ,連携スキルを追加していく予定だという。
ちなみに,キャラクターの追加に関しては,著名なヒーロー&ヴィランだけでなく,ちょっと珍しいキャラクターにも参戦のチャンスがあるとのこと。すでに登場が発表されている範囲内でも「そこから参戦するの!?」と驚くようなキャラクターがいるので,そのあたりにも期待が持てそうだ。
ゲーム内に登場するヒーローたちには紹介テキストが用意されており,原作知識は必要ないとのこと。もちろん,戦闘中には原作をモチーフにしたアクションも取り入れられているので,遊んでみて興味を持ったキャラクターの原作を調べてみるのもアリだろう。
続いては,新ヒーロー「サイロック」のPVが会場で公開された。サイロックといえば「X-MEN」でお馴染みのテレパシー能力者(ミュータント)で,精神力を具現化した刃で戦うキャラクターとして知られている。そんな彼女だが,本作では忍者装束のような和風スタイルで参戦することになった。
ちょっと意外な展開だが,これは本作オリジナルの設定ではない。今回の“和風サイロック”の設定は,妖怪ファンタジー要素を取り入れたコミック「Demon Days: X-Men」から引き継がれており,原作者である桃桃子氏と協力してデザインしたものだという。
アートディレクターを務めるDino 馬氏は,本作のサイロックを「不屈の精神を持つ女性ヒーロー」だと語る。原作のテイストを残しつつ,Marvel Rivalsのスタイリッシュな世界観に合うように調整を施した結果,新たなサイロックが現在の姿になったようだ。
アートディレクターのDino 馬氏 |
アーティストの桃桃子氏 |
桃桃子氏によると,Demon Days: X-Menは「日本昔話」のアニメシリーズからインスピレーションを受け,それをマーベルの世界に落とし込んだ作品とのこと。原作のサイ(サイロックにあたる人物)はMarvel Rivalsよりシンプルなスタイルになっているが,見比べてみると近しいデザインになっていることが分かるだろう。
また,桃桃子氏とのコラボレーションはサイロックのみにとどまらない。どういった形で実装されるかは明かされていないが,スパイダーマンとペニー・パーカーの追加コスチュームのデザインも行っているようだ。
スパイダーマンは忍装束をベースに独自のデザインを取り入れたもので,青と赤などの特徴的なカラーを紺色,藍色,朱色などに転換することで日本らしさを表現しているという。一方,もともとスーツを着ていないペニーとSP//drは,祭衣装や獅子舞がモチーフになっている。
以上で発表イベントは終了となったが,最後にクリエイティブディレクターの陳 光昀氏による質疑応答も行われた。7月に実施されたクローズドβテストについても少しだけ触れられているので,その点が気になる人も要チェックだ。
――eスポーツ展開の拡大戦略について,現在考えていることはありますか?
陳 光昀氏(以下,陳氏):
Marvel Rivalsはeスポーツ作品としての展開も考えています。プレイヤー数が増加し,シーンが活発になったら以降の展開をアナウンスできるかもしれません。
――正式リリース版には日本語ボイスが実装されますか?
陳氏:
はい,すべてのヒーローに日本語吹き替えが追加されます。英語,中国語,日本語のボイスから選択可能です。
――ロール(役割)を固定したマッチングシステムについて,正式リリース版では実装を予定していますか?
陳氏:
自分の好きなヒーローを自由に選べるのは,Marvel Rivalsの理念として考えています。もちろん,対戦の中ではバランス良くチームを組むのも大事ではあります。
――クローズドβテストで受けたフィードバックの中で,特に多かったものがあれば教えてください。
陳氏:
ゲームバランスについては,多くのプレイヤーから意見をいただきました。特にジェフは外見の可愛らしさから人気があったのですが,有効に活用するのが難しく,勝率は44%と非常に低くなっていました。この経験を経て,正式リリースでバフを行う予定です。どんな形で強くなるかは,12月の正式リリースを楽しみにしていてください。
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(C)1997-2024 NetEase, lnc. All Rights Reserved.
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