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[プレイレポ]「ブレイドアンドソウル NEO」では,シリーズの魅力であるアクション性の高さとPlay to Winをあらためて追求
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印刷2025/03/14 12:00

プレイレポート

[プレイレポ]「ブレイドアンドソウル NEO」では,シリーズの魅力であるアクション性の高さとPlay to Winをあらためて追求

 エヌシージャパンが運営するMMORPG「ブレイドアンドソウル」(以下,ブレソ)のリメイク版にあたる「ブレイドアンドソウル NEO」(以下,ブレソNEO)が,2024年10月に韓国の新サーバーで他国に先駆けて配信されている。

 「ブレソNEO」は,「ブレソ」からグラフィックスやキャラクター成長システムなどが大きく改良されており,現役のブレソプレイヤーはもちろん,多くの復帰勢,新規プレイヤーを獲得して人気を博しているという。

 そんな「ブレソNEO」だが,2025年3月12日から日本国内でもサービスが開始される。そこで今回は「ブレソ」から変更される大きなトピックを,日本版の運営プロデューサーを務める福富 岳氏のコメントを交えつつ紹介していく。


グラフィックスのクオリティアップ&バリエーションの増加


 「ブレソNEO」をプレイしてまず最初に目を引き,開発側としても「一番の推しポイント」としているのが,グラフィックスのリニューアルだ。
 ゲームのエンジンは既存のサーバーと同じでUnreal Engine 4が使われているのだが,ゲームを運営しながらリニューアルせざるを得なかった,「ブレソ」時代とは異なり,別サーバーを立ち上げて制作するスタイルを取った「ブレソNEO」では,イチからグラフィックスを作り上げることができたという。
 その結果,ゲームのあらゆる部分のライティングに見直しが入り,背景の描き込み,オブジェクトの数なども増加。モニタに映し出される世界のリアリティや迫力が増した。

既存サーバーの「ブレソ」(上画像)と「ブレソNEO」(下画像)
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 そしてライティングや背景の描き込みの進化以上に変化がわかりやすく,プレイヤー的にもうれしいポイントになりそうなのが,キャラクターエディットの強化である。
 「ブレソNEO」ではプレイヤーキャラクターのプリセットを作り直し,エディットできる項目も増加した。リン族の耳やしっぽなどの大きさを自由に変えられるようになっている。

男女ともに外見のプリセットを一身。パーツそのものの種類も増えているため,エディットの自由度も増している
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髪の色分け,リン族の耳やしっぽのサイズ変更などは,プレイヤーの要望に応えて実装されたものだという
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原点回帰と新たな挑戦が融合した戦闘システム


 ゲームのプレイフィールに関わる部分や,キャラクターの育成,バトルのシステムなどにも,さまざまなリニューアルが行われている。
 まず実際にゲームをプレイして印象に残ったのは,インタフェースの改善だ。長期にわたって運営され,幾度もバージョンアップが行われた結果,「確認したい情報が散らばっていて見づらくなってしまった」ステータスやアイテムの表示方法が一新されている。
 また,フィールドでは敵と接触(敵の視界に入って認識される)した際にのみキャラクターのHPやスキルスロットが表示される仕様に変化している。これにより「ブレソNEO」では,「いま自分は敵モンスターに見つかっているのかどうか」が視覚的に確認できるようになっている。

見やすく一新されたインタフェース
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 バトルに関しては「Pay to WinからPlay to Winへの移行」をキーワードに大胆な調整が施されている。まず「ブレソNEO」ではいわゆる課金装備がなくなった。
 武器やアクセサリーなど,キャラクター強化につながるアイテムはすべてゲーム内通貨で購入できる仕様になった(シーズンパスへの加入でゲーム内通貨を通常プレイより短時間で稼げるサービスは存在する)。
 さらに既存の「ブレソ」が運営を続けていく中で実装された,スキル(武功)のオート発動も「ブレソNEO」で廃止された。これは「スキルをつないでいくか,敵の攻撃をどう回避するのかなど,元々シリーズに備わっていたアクションゲームの楽しさ,打撃感の気持ちよさを思い出してほしい」という方針に基づいて決定されたという。

「プレイヤーの操作スキルが活きる」,シリーズの原点に立ち返った「ブレソNEO」の戦闘
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 キャラクターの操作については原点回帰的な調整が施された「ブレソNEO」だが,一方でバトルの手触りについては,新鮮さを感じられるようになっている。これはグラフィックス,エフェクトのクオリティが上がったのが理由のひとつだと思われるが,それ以上に影響が大きいのが,武器の強化システムと,スキルの仕様変更だ。

 武器には真言珠,霊魂石という強化パーツを装着できるスロットが存在しており,真言珠は最大3つまで装着でき,武器に属性攻撃を,プレイヤーキャラクターにバフ効果を乗せる特殊効果などを付与できるようになった。
 霊魂石は倒したモンスターの力を利用できるシステムで,霊魂石を装備した武器だと,モンスターの攻撃方法を模した攻撃をスキルとして発動できる。しかも霊魂石は自由に付け替えが可能なので,対峙しているモンスターの弱点にあわせて使い分けることも可能となっている。

霊魂石を装備した武器によるスキル
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武器にどれだけ真言珠のスロットがついているかはランダム。3個装着できる武器は貴重なので,大事に使っていきたい
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貴重な武器は基本的にダンジョンボスを倒すことで入手できるが,「市場」を利用するとプレイヤー間で取引ができる
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 スキルに関しては,武功書というアイテムを消費して使いたいスキルを獲得し,装備品であるアクセサリーに装着することでバトル時に使えるというシステムに変わった。プレイヤーキャラクターはアクセサリーを6種類まで同時に装備できるうえ,1種類につきレアリティの高い装身具は最大3つ(ランダムで一か所1~3) のスキルをセットできる。
 そのため「ブレソNEO」では,最大で18個の武功書で入手できるスキルと霊魂石のスキル1個,計19個のスキルを自由にカスタマイズして戦える。スキルのオート発動がなくなったこともあり,正直今回の試遊だけでは手が追いつかず,思いどおりにキャラクターを動かせたとは言い難かった。
 しかし裏を返せばプレイヤーの操作スキルが大きく反映される,やりこみがいのある仕様になったとも言える。歯ごたえのあるMMOアクションRPGをプレイしたい人にとっては,うってつけのシステムだろう。

最大15個のキーを打ちわけてスキルをつないでいくのはかなり忙しいが,そのぶんやりがいはある
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 また,「ブレソNEO」ではバトルをふくめたゲーム内で体験できる遊びの難度の幅が広がっているのも特徴のひとつ。レアな武器やアイテムが手に入るダンジョン挑戦に関しては複数人でのパーティプレイが前提になっている一方で,フィールドではマップに隠されたアイテムを探し出す「遺物」や絶景スポットを巡る「秘境」,プレイヤーひとりでも倒せるほどよい強さのモンスターを狩る「討伐」といった「探検日誌」コンテンツが追加された。

美しく進化した「ブレソNEO」のグラフィックスを堪能できる,秘境の探索
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 さらにはメインストーリーに関しても内容自体は既存サーバーのものと同じだが,「ブレソNEO」では物語を進めるとプレイヤーキャラクターのステータスがアップしていく,進行度ボーナスが加わっている。ソロプレイでも楽しめる要素が数多く追加されているので,「ブレソNEO」でシリーズに興味を持った人でも,すんなりとゲームプレイに入れるはずだ。

「ブレイドアンドソウル NEO」公式サイト

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    ブレイドアンドソウルNEO

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