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AndroidゲームのPC対応が進む? Googleが「Google Play Games」の拡充やPC版ゲーム開発支援の取り組みをGDC 2025で発表
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Google Play Gamesは,現在β版が提供中のサービスだ。「ウマ娘 プリティーダービー」や「原神」,「アークナイツ」や「鳴潮」といった人気タイトルが対応しているものの,まだまだ対応タイトル数は少ない。
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そこでGoogleでは,Android向けゲームのPC対応拡充に向けて,Android向けゲームをPC上で実行するだけでなく,PC向けにAndroidゲームを移植する開発支援の取り組みも行うそうだ。
そのために,PC版開発用のソフトウェア開発キット(Software Development Kit,SDK)やAPIを提供するとともに,性能面やPC向けの操作性を改善し,PCの大きな画面サイズでも違和感なくプレイできるようにするとアピールしている。PC向けに最適化されたゲームについては,「プレイアビリティバッジ」と呼ぶマークが付与されて,ゲーマーから分かりやすくなるように支援するそうだ。
また,指で操作するのが基本のAndroid向けゲームをPC展開するために必要な仮想ゲームパッドやタッチ操作をキーボード&マウスで可能にする新しいカスタマイズ機能や,プレイ中のカスタマイズを簡単にする「ゲームサイドバー」も導入するという。
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そのほかにも,ゲーム開発者によるPC版開発を後押しするために,Googleでは,PC版ゲームをGoogle Play Gamesで提供する場合,受け取る収益について,最大15%の追加還元を行うことも明らかにしている。
さらに深い情報については,GDC 2025で明らかにするほか,開発者向け情報Webサイトでも公開していくとのことだ。
Android開発者向け公式Blogの当該ポスト(英語)
Googleの「Google at GDC」特設Webサイト
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