連載
楽器の力でエイリアンをぶっ飛ばすスタイリッシュアクション「Genokids」(ほぼ日 インディーPick Up!)
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ロックバンド「Genokids」のステージが最高潮に達したその瞬間??宇宙から降り注いだのは光ではなく,異形の軍勢だった。
ライブを台無しにされた怒りが,楽器を武器に変え,バンドマンたちを戦場へと駆り立てる。
本日は,Nukefistが手掛ける「Genokids」を紹介しよう。本作はバンドメンバーがエイリアンの侵略に楽器の力で立ち向かう,3Dスタイリッシュコンボアクションだ。
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プレイヤーはロックバンド「Genokids」のメンバーを操作し,宇宙帝国「Infinite Empire of Zenodia」の軍勢を叩きのめしていく。
現在はSteam早期アクセスとしてAct1(全7チャプター)が配信中で,日本語にも対応している。
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このゲームの特徴は,バンドメンバーを戦闘中にシームレスに切り替えて戦う「キャラクタータグ」の仕組みにある。
現行版では,剣による高速連撃が得意なBlueと,重い拳で高火力を叩き出すRedの2人が操作可能だ。
チャプターの序盤はまずBlueを単独で操作し,次にRedを単独で動かし,その後に2人が合流するという段階を踏む構成で,それぞれの操作感をしっかり覚えてからタグアクションに入れる流れになっている。
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合流後は,Blueで敵を打ち上げてすぐRedに切り替え空中追撃,さらにBlueに戻して追い打ちといった,流れるようなコンボが組める。切り替え時のラグはほぼなく,コンボ中いつでもキャラを入れ替えられるのが気持ちいい。
戦闘中は攻撃を当て続けることで「MOTIVATION」ゲージが溜まり,これを消費してキャラ固有の強力な「Flow」技を放てる。
Blueなら高速で敵に接近する突進や空中での回転斬り,Redならチャージ攻撃や怒涛の連打ラッシュといった具合に,キャラの個性がそのまま必殺技に表れている。
さらにゲージが一定量を超えると「HYPER MODE」が発動し,変身して一定時間無敵のフィーバー状態に突入する。
テンポを途切れさせないチェイス
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本作のアクションで特に気持ちいいのが「チェイス」だ。ボタンひとつで敵との間合いを一瞬で詰められるこのアクションのおかげで,回避で距離が離れてもすぐに再接近して攻撃を叩き込める。
回避→チェイス→コンボ再開という流れにまったく途切れがなく,つねに攻めのリズムを維持したまま戦えるのがうれしい。
キャラ切替が生むコンボの自由度
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Blueで浮かせてRedで殴り,またBlueで拾い直す。このキャラ切替を軸にしたコンボは,単にダメージを与えるだけでなく「次はどう繋ごうか」と自分でルートを考える楽しさがある。
切り替えのレスポンスが非常によいため操作がもたつかず,思いついた連携をそのまま試せる手触りのよさが,繰り返しプレイしたくなる大きな理由になっている。
段階を踏んで身につくアクション
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Blue単独→Red単独→合流というチャプター構成により,各キャラの特性を一人ずつ体で覚えてからタグアクションに移行できる。ボス戦もそれまでに学んだ操作がしっかり活きる設計で,手応えはあるが理不尽さはない。
アクションゲームに慣れていない人でも,段階を追って上達を実感できるはずだ。
「Genokids」は,キャラ切替コンボの気持ちよさに全力を注いだスタイリッシュアクションだ。2人のメンバーを自在に入れ替えながら敵を浮かせ,追撃し,フィーバー状態で暴れまわる一連の流れは,DMCやキングダム ハーツが好きなプレイヤーならすぐにピンとくるだろう。
早期アクセスの現時点ではAct1のみで2〜3時間というボリュームではあるが,アクション自体の手触りがよいためクリア後もコンボを詰めたくなる。「もっとカッコよく倒せるはず」という向上心を刺激してくれる一本だ。
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Genokids
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