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iPhone 6s/6s Plusは日本では9月25日発売,予約は9月12日から。4K動画の撮影や“3D Touch”による操作性の向上,A9チップ採用による性能向上がポイント
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通信キャリアとの2年契約時における価格は,iPhone 6sが199/299/399ドルで,iPhone 6 Plusが299/399/499ドル(いずれも左から順に16/64/128GBの価格)。Appleの公式サイトでは,通信事業者としてソフトバンク,au,NTTドコモのロゴが記載されているので,3キャリアからそれぞれ発売されるとみていいだろう。
※各通信事業者による,iPhone 6s/6s Plus販売に関するリリースを追記しました。
・ソフトバンク:「iPhone 6s」「iPhone 6s Plus」について
・KDDI:au、「iPhone 6s」、「iPhone 6s Plus」に関するお知らせ
・NTTドコモ:「iPhone 6s」「iPhone 6s Plus」に関するお知らせ
また,Apple公式サイトではSIMフリー版の「モデルと価格」が公開されており,その価格(税別)は以下のとおりとなっている。ちなみに,iPhone 6とiPhone 6 Plusは,新型発表に伴い128GBモデルとゴールドのカラーがラインナップから削除されている。
iPhone 6s | iPhone 6s Plus | |
---|---|---|
16GB | 8万6800円 | 9万8800円 |
64GB | 9万8800円 | 11万800円 |
128GB | 11万800円 | 12万2800円 |
次に,スペック面をチェックしていこう。
ディスプレイはiPhone 6s/6s Plusともに3D Touch搭載のRetina HDディスプレイを採用しており,iPhone 6sが4.7インチ,iPhone 6s Plusが5.5インチとなる。解像度はiPhone 6sが1334×750ドットで326ppi,iPhone 6s Plusが1920×1080ドットの解像度で401ppi。後述する3D Touch以外はほぼiPhone 6/6 Plusと同じだ。
サイズに関しては以下のとおりで,iPhone 6s/6s Plusともに,iPhone 6/6 Plusより高さ/幅/厚さがいずれもプラス0.1〜0.2mmと,ほぼ変わっていない。重量はiPhone 6sが15g増,iPhone 6s Plusが20g増と,差はけっこう大きい。
iPhone 6s | iPhone 6s Plus | |
---|---|---|
高さ | 138.3mm | 158.2mm |
幅 | 67.1mm | 77.9mm |
厚さ | 7.1mm | 7.3mm |
重量 | 143g | 192g |
バッテリーに関して,Apple公式サイトに記載されている仕様はiPhone 6/6 Plusと同じなので,駆動時間はほぼ同じとみてよさそうだ。
通信については,4G LTE Advanced対応で(キャリアが対応すれば)下り300Mbpsまで,Wi-FiもMIMO対応で下り最大866Mbpsまで高速化されるという。
iPhone 6s/6s Plusで大きくフィーチャーされていたのが「3D Touch」だ。これは,液晶ディスプレイを押す強さを感知できる感圧式のタッチパネルで,タップ,スワイプ,ピンチなどに加え,「軽く押す」「強く押す」といった操作も可能になる。iOS 9ではこの3D Touchを活かしたアクションが導入されているため,全体的な操作のレスポンスの向上が見込めそうである。
動画機能も強化されており,3840×2160ドット/30fpsの“4Kビデオ”の撮影が可能になった。なお,動画撮影中でも800万画素の静止画撮影が可能とのこと。
iPhone 6s/6s Plusの情報は以上となる。イベントで発表されたiPadについては別記事でレポートするので,もう少々お待ちいただきたい。
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