［E3 2014］PS4のプレイ動画を「YouTube」へ投稿可能にするアップデートが今秋配信。ARアプリ「PlayRoom」向け無料DLCも登場

　北米時間2014年6月9日，Sony Computer Entertainment（以下，SCE）は，プレス向けイベント「Sony E3 Press Conference」において，PlayStation 4（以下，PS4）の「Share」（シェア）ボタンからプレイ動画を「YouTube」へ投稿できるようにするアップデートを行うと発表した。
　また，これに合わせて，PS4上でYouTubeを再生するためのアプリケーションも提供される予定だ。一連のYouTube対応アップデートは，今秋の提供予定となっている。誰でも手軽に試聴できるYouTubeに，PS4から直接プレイ動画を投稿できるようになれば，「自分も投稿してみようかな」という人がさらに増えるのではなかろうか。

シェア機能の投稿先としてYouTubeを選択できるようになる

　そのほかに，PS4本体とその周辺アップデートという意味では，PS4専用外付けカメラ「PlayStation Camera」を使うAR（Artificial Reality）アプリ「The PlayRoom」（以下，プレイルーム）用の新しいダウンロードコンテンツ「カスタムブロードキャスティングセット」が，今夏に無料で配信されることが明らかになった点もお伝えしておきたい。
　機能の詳細については説明されなかったが，どうやらプレイルームのプレイ動画をシェア機能で投稿または生配信するときに，画面を飾るためのクリップアートやメッセージを作成して，映像に重ねられる機能のようだ。北米市場ではプレイルームがかなり使われているという話も聞くので，コミュニケーションツールとしての強化を図るということなのではなかろうか。

プレイルームのダウンロードコンテンツとして，カスタムブロードキャスティングセットなる機能が追加されるという

「Sony E3 Press Conference」公式サイト

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