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名作「エメラルドドラゴン」の続編プロジェクトが始動。まずはドラマCD製作へ向けたクラウドファンディングが実施へ
「エレメンタル ドラグーン -2つの光-」のドラマCDクラウドファンディングプロジェクト特設ページ
今回のドラマCD製作プロジェクトは,エメラルドドラゴンでキャラクターデザイナーを務めた木村明広氏がプロデュースする,続編「エレメンタル ドラグーン -2つの光-」(以下,エレメンタル ドラグーン)に関するもの。木村明広氏の公式サイト「DEGITA-ROUGE」内に設置された特設ページによれば,エレメンタル ドラグーンは,エメラルドドラゴンの“世界の先”を木村氏が独自の解釈で描く,新たな続編としての物語であるという。プロジェクトの共同プロデューサーとして,人気声優・保志総一朗氏が参加している点もポイントかもしれない。
新たな物語「エレメンタル ドラグーン -2つの光-」
『エメラルドドラゴン』でアトルシャン達が魔軍とホルスを討ち倒し、イシュバーンに平和が戻った。
そして彼等は袂を分かち、国に帰る者と新たな旅に出る者に分かれ、世界に散った。
あれから10年―――。
再び活況を取り戻した人間の文明は、隣国同士の交流も盛んになり、様々な人間が旅をしていた。
そんな旅人が足を休める街の一つ『バルディア』。
その街は『ミネラ皇国』という国の首都であり、海辺に面した斜面に作られた街並と、それを見下ろす皇家の城『バルディア城』で彩られた、貿易と漁業で発展した美しい街である。
だが最近になって、全滅したはずの『魔軍』の残党と思われる集団に襲われる事件が相次いで発生。『首都バルディア』を護る為に存在する『上級騎士』が魔軍を迎撃し、それを退けていた。
特にその中でも『皇家』を護る為に存在する『近衛五星騎士』は、上級騎士の中でも特に優秀な騎士だけに与えられる称号であり、彼等の存在が魔軍の攻勢を退ける絶対的な切り札であった。
そんな中、一人の青年が彼方の国から山を越えて、この『バルディア』にやって来た。
ある使命を与えられ、それを果たす為に…青年の名は『バラージ』。
エメラルドドラゴンの続編は幻のプロジェクトとされていたが,木村氏はとある案件から「この作品は企業が関わると絶対に成り立たないのだ」という認識にいたったのだという。そして企業が関わらないクラウドファンディング方式,制作費を抑えられるドラマCDという形で,続編であるエレメンタル ドラグーンのスタートを切ることになったそうだ。木村氏は特設ページにおいて,ゲーム化の夢を諦めているわけではないと明言している。まずは「エレメンタル ドラグーン」というタイトルを作品として形にする,その第1歩が,今回のドラマCD製作プロジェクトであるというわけだ。
クラウドファンディングは,支援の募集開始に合わせてあらためてプロジェクトページが用意されることになる。特設ページをブックマークし,DEGITA_ROUGEの公式Twitterアカウントをチェックしつつ,プロジェクトの開始を待とう。
「エレメンタル ドラグーン -2つの光-」のドラマCDクラウドファンディングプロジェクト特設ページ
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