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レベニューシェアが6か月間100%へ。Epic Gamesストアでデベロッパ/パブリッシャ向け新プログラム「Epic First Run」「Now On Epic」始動
詳細については公式サイト(リンク)で紹介されているが,「Epic First Run」はサードパーティ開発者およびパブリッシャ向けのオプトイン独占プログラムだ。このプログラムに参加するには,2023年10月31日に以前にEpic Gamesストアもしくは別のサードパーティのストアフロントにて,少なくとも3つの製品をリリースしていることが必要だ。この条件に達していないメーカーは,公開中のすべての製品を2025年6月30日までにEpic Gamesストアでリリースする必要があるという。
一方「Now On Epic」は,2023年10月31日以前にサードパーティのストアフロントでリリースされたゲーム,またはサードパーティのサブスクリプションサービスに含まれるゲームを対象にしたプログラムとなる。
Epic Gamesストアでゲームを販売開始してから6か月間,ユーザーが対象ソフトを購入することで発生する純収益が,通常の88%から100%に引き上げるようにバックカタログのインセンティブが加えられるという。
今回の発表に合わせて,Epic Gamesストアでは2億3000万アカウント分のプレイヤーを獲得し,月間アクティブユーザー数は6800万に達していることを公表しており,新たに獲得したプレイヤーたちを定着させるべく,さまざまな施策を練っている段階のようだ。「Epic First Run」と「Now On Epic」は,プレイヤーではなくサードパーティのデベロッパおよびパブリッシャ向けのサービスではあるが,これまで“厳選したタイトル”を販売していたEpic Gamesストアがより多くのタイトルをライブラリに加えようとしているのは間違いない。
多くのタイトルを輩出しているメーカーから門戸を広げようという意図も感じられ,それが消費者に良い形で反映されていくことになりそうだ。
EPICファーストランで収益分配を88%から100%にアップさせましょう
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