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マイコンソフト,1080pでのキャプチャが可能なPCI Expressカード「SC-512N1-L/DVI」を5月中旬発売
本製品は,2012年10月に開かれた展示会「CEATEC JAPAN 2012」で披露されていたもの(関連記事)。デジタル入力はDVI-DとHDMI,アナログ入力は付属ケーブルにより,コンポーネントビデオやSビデオ,コンポジットビデオに対応している。また,入力信号のスルー出力端子が付いたドーターカード(取り外し可能)を用意しており,分配器を使わずに入力映像をテレビなどに出力できるとのことだ。ただし,当然ながら著作権保護信号が含まれる映像には対応しない。
なお,初回限定の50台には,JIS 15ピン規格(D-Sub 15ピン 2段)のアナログRGB入力を一般的なVGA D-Subタイプに変換するアダプタが1個付属するとのこと。本機はPC-9801UV/VM以降のアナログRGBで使われた,水平同期周波数24kHzの映像信号にも対応しているので,この変換アダプタを使えば,昔のゲームを録画するのにも利用できる。この種の変換アダプタは入手が難しいので,レトロゲーマーには福音となるかもしれない。
SC-512N1-L/DVIはPCI Express×1(Gen2)インターフェイスに対応し,1080p(60p)でのキャプチャーが可能です。SC-512N1-L/DVI単体でビデオ,S・ビデオ,コンポーネント・ビデオ,DVI-D映像信号,アナログRGB映像信号,及び音声信号を取り込めるほか,取り外し可能なスルー出力ボードを搭載しており,分配器等を用意しなくてもキャプチャーしながらのモニタリングが可能になります。
ロープロファイル用のブラケットも付属しており,より多くのパソコンに搭載可能です。
1.発売日 平成25年5月中旬
2.製品名 SC-512N1-L/DVI
3.価格 オープン
4.主な特徴
特徴1 ビデオ/S・入力,コンポーネント・ビデオ入力,アナログ/デジタルRGB入力の両方を装備。
入力信号は,「DVI(HDMI)」,「アナログRGB」,「コンポーネント・ビデオ」,「Sビデオ」,「ビデオ(コンポジット)」に対応しています。SD映像(480i/p)だけでなく,HD映像(720p/1080i/1080p)のキャプチャーも可能です。
特徴2 1080p(60p)のキャプチャーが可能。
PCI Express Gen 2(Rev.2)に対応しているため,×1スロットでも1080p(60p)のキャプチャーが可能です。
特徴3 HDMI変換アダプタでDVI-D端子からのHDMI入力に対応。
付属のHDMI変換アダプタでHDMI端子からの映像・音声の入力に対応しています。
※LinearPCM 48kHz 2ch(STEREO)16bit
特徴4 スルー出力搭載でモニタリングしながらキャプチャー可能。
標準でスルー出力ボードを搭載している為,分配器等を使わなくてもモニタリングしながらキャプチャー可能です。
特徴5 Intel社Quick Sync Videoに対応。
Quick Sync Video機能対応のパソコンと組み合わせてご使用いただくことで,H.264形式で録画する際のCPU負担を低減できます。
特徴6 新キャプチャーソフトVideoKeeper2も同時リリース。
2画面同時キャプチャーなどに対応した新しいキャプチャーソフトウェアVideoKeeper2が付属しています。SC-500N1/DVIなどの既存製品のお客様もダウンロードしてお使いいただけます。
5.製品情報URL
製品情報ページ
http://www.micomsoft.co.jp/sc-512n1.htm
カタログダウンロード
http://www.micomsoft.co.jp/SC512_CAT_2013_02_25.pdf
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