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[COMPUTEX]GIGABYTE,GTX 760搭載の超小型ゲームPCベアボーン「BRIX Gaming」を発表。発売は7月を予定
価格は未定で,世界市場における発売時期は7月中くらいを予定しているとのことだった。
一方,今回登場したNVIDIAモデルは,本体サイズが115.4
内部構造は明らかにされなかったが,この筐体に収めるべく,GIGABYTEではGTX 760の動作クロックをリファレンスよりも下げ,さらに,CPU用とは別のクーラーを搭載することで,発熱に対処したそうだ。「これにより,システム全体の消費電力を,ACアダプターで賄える180Wに収めることができた」(GIGABYTE)とのことである。グラフィックスメモリ容量は3GBもしくは6GBと,リファレンスよりも多くなる見込みになっている。
なお,搭載可能なCPUは,ノートPC向けの「Core i7-4710HQ」ないし「Core i5-4200H」になるそうだ。
内蔵可能なストレージは,7.0mm厚または9.5mm厚の2.5インチタイプを1台分となっている。メインメモリ用のスロットは,DDR3L対応のSO-DIMMスロットが2基用意されるとのことだ。
I/Oインタフェースとしては,1000BASE-T LANとIEEE 802.11a/g/n/ac準拠の無線LAN,Bluetooth 4.0,前後合わせて4基のUSB 3.0ポートを備える。ビデオ出力はmini DisplayPort×1,HDMI Mini Type C(1.4)×2で,3画面同時出力による3画面でのゲームプレイも可能だという。
ちなみに会場では,PC版「Battlefield 4」を解像度1920×1080ドットで実行して,「さくさく動くよ」とアピールするデモが披露されていたのだが,筐体内の熱は相当なもののようだ。正直,筆者には熱すぎて,ゲームが動いているデモ機を触ることができなかった。
Radeon R9 M275Xを搭載する製品も,「発熱がすごい」という評価がネットにあがっていたりもした。その点はNVIDIAモデルでも変わらないようであり,かなりチャレンジングな製品となりそうだ。
こちらは超小型のネットワークストレージ(NAS)であるBRIX Nas」。7.0mm厚,もしくは9.5mm厚の2.5インチストレージデバイスを最大4台搭載可能だ。対応CPUは「Core i5-4250U」のみ。製品名にもあるとおり,GIGABYTEとしてはNAS用途を想定しているが,小型のサーバーPCとしても使えそうだ。発売時期,価格はともに未定 |
GIGABYTE 日本語公式Webサイト
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