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Microsoft,障害者のゲームプレイをサポートする新型ゲームコントローラ「Xbox Adaptive Controller」発表
Xbox Adaptive Controllerは,手に障害を持つユーザーでもゲームをプレイできるようにと開発されたコントローラという位置づけ。製品の詳細は北米時間6月12日に開幕するE3 2018で公表予定とのことだが,機能のカスタマイズに対応した巨大なボタンを2個搭載し,机上に置いて使う仕様という時点で,かなりユニークなものに見える。
Microsoftのプレスリリースによると,障害を抱えるゲーマーひとりひとりのニーズに合わせたゲームコントローラを開発するのは困難であり,結果として高価なものになりがちという問題があったとのこと。そこで同社は,医療機関や障害者支援団体と協力して,さまざまなサードパーティ製入力装置を接続できる,ある種のハブとなるコントローラとしてXbox Adaptive Controllerを開発したという。
サードパーティとしてはLogitech International(日本ではロジクール)や,障害者向け入力装置メーカーであるQuadStickと協業。両社の入力装置をXbox Adaptive Controller経由で利用できるようにしてあるとのことだ。
Xbox Adaptive Controllerやサードパーティ製入力デバイスへの機能割り当てはアプリ「Xbox Accessories app」から行えるとのことである。
Microsoftによると,Xbox Adaptive Controller対応入力デバイスに関する情報は,今後,Xbox公式Webサイトで発信される予定とのこと(関連リンク,原稿執筆時点ではアクセスできず)。本製品の国内販売が行われるかどうかは分からないが,ぜひ国内でも入手できるようにしてほしいものだ。
Microsoftによる当該プレスリリース(英語)
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Xbox Controller
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