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Seagate,ゲームノートPCのストレージ増設に適したドッキングステーション「FireCuda Gaming Dock」を国内発売
同日にSeagateは,東京都内で新製品発表会を開催し,FireCuda Gaming Dockと,国内販売が始まったPCI Express(以下,PCIe)4.0 x4接続対応のゲーマー向けM.2 SSD「FireCuda 520」を披露したので,両製品の概要をレポートしたい。
昨今のゲーマー向けノートPCでは,
FireCuda Gaming Dockは,大きめの外付けHDDといった外観のデバイスで,筐体内にはSeagate製で容量4TBの3.5インチSerial ATA接続型HDD「IronWolf」を内蔵している。加えて,筐体内にPCIe 3.0 x4対応のM.2インタフェースを備えており,PCIe接続のM.2 SSDを組み込むことも可能だ。
それに加えて,前面と背面には,Thunderbolt 3やUSB,DisplayPort 1.4,1000BASE-T対応有線LANといったインタフェース類が並んでおり,外付けディスプレイやUSB接続のキーボード,マウスなどをつなげておける。
また,側面には,ぐるりと取り囲むようにカラーLEDイルミネーションが埋め込まれており,専用ソフトウェアを使って発光色や発光パターンをカスタマイズ可能だ。
Thunderbolt 3接続のストレージは,USB接続型のストレージよりも高速なデータ転送が可能で,外付けストレージ側にゲームをインストールしても,比較的快適なプレイが可能だ。Thunderbolt 3搭載のゲーマー向けノートPCは,今後も増えることが期待できるので,こうした周辺機器がゲーマーに役立つ場面も増えていくだろう。
冒頭でも触れたとおり,FireCuda 520はPCIe 4.0 x4接続に対応しており,同接続に対応するPCと接続すれば,逐次読み出し(シーケンシャルリード)が最大5000MB/s,逐次書き込み(シーケンシャルライト)は最大4400MB/sという高速な読み書きが可能なのが最大の特徴だ。
もっとも,本稿執筆時点でPCIe 4.0 x4対応のプラットフォームは,AMDのX570チップセット,またはTRX40チップセットと対応CPUの組みあわせに限られる点がハードルとなることは否めない。
価格のこなれたPCIe 3.0 x4接続型SSDと比べれば,割高感は否めないものの,対応PCでOSの起動ドライブやファイルサイズの大きなゲームのインストールドライブに使えば,快適なストレージアクセスを期待できるので,予算を奮発する価値はありそうだ。
SeagateのFireCuda Gaming Dock製品情報ページ
SeagateのFireCuda SSD製品情報ページ
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FireCuda
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