Mini LED採用の5インチディスプレイを備えたAndroid搭載携帯型ゲーム機「Odin2 mini」が登場

　2024年5月16日，中国・深センのデバイスメーカーであるShenzhen AYN Technologies（以下，AYN）は，Androidを搭載した携帯型ゲーム機「Odin2 mini」のスペックと価格を公開した。SoC（System-on-a-chip）にQualcomm製の「Snapdragon 8 Gen 2」を搭載するのに加えて，ディスプレイにMini LEDを組み合わせた液晶パネルを採用するのが見どころだ。
　メインメモリ容量8GB，内蔵ストレージ容量128GBを備えたスタンダードモデルと，メインメモリ容量12GB，内蔵ストレージ容量256GBのProモデルをラインナップしており，価格は順に339ドルと399ドルとなる。

Odin2 mini

　Odin 2 miniは，2023年8月に発表となった「Odin2」の小型版という位置付けの製品だ。公称本体サイズは，198（W）×85.8（D）×19.5（H）mmで，Odin2の225（W）×98（D）×17（H）mmと比べると一回り小さい。重量も約420gから320gへと減った。
　小型化に伴い筐体デザインも変更となっており，左右端に丸みをもたせた姿は，ソニーの「PlayStation Portable」や「PlayStation Vita」を彷彿とさせる。
　
　ディスプレイは5インチサイズで，解像度1920×1080ドットのMini LED液晶パネルを採用した。パネルの輝度が従来の500cd/m²から，1100cd/m²へと上がっているのがポイントだ。

Mini LEDバックライトを採用した液晶ディスプレイの搭載が見どころとなる

　内蔵バッテリー容量は5000mAhで，最大出力65Wでの急速充電に対応するそうだ。
　インタフェース類は，上側面にMicro HDMI×1，USB 3.1 Type-C×1，3.5mmミニピンヘッドフォン端子となる。

AYNの公式X（旧Twitter）