［G-Star 2015］「巨商伝」の世界観やキャラクターをベースにした新作スマホアプリ「巨商」について，開発スタッフに話を聞いた

　韓国・釜山で開催されているゲームイベントG-Star 2015のAK Interactiveブースで，スマートフォン向けの新作アプリ「巨商」が映像出展されている。本作について，ブーススタッフから話を聞いたので，その内容を紹介しよう。

AK Interactive Deputy General Manager，Hank Chung氏

AK Interactive Game Designer，Yoon Yeo Won氏

　説明してくれたのは，同社でDeputy General Managerを務めるHank Chung氏と，Game DesignerのYeo Won氏だ。それによると本作は，エイジ（旧ガマニアデジタルエンターテインメント）がサービス行っていたオンラインゲーム，「巨商伝」の世界観とキャラクターをベースにしたアクションRPGであるとのこと。

　「巨商伝」でおなじみのキャラクターを集めて，最大5人のパーティを結成し，さまざまな敵と戦っていくというもので，集めたキャラは戦闘を繰り返すことで，スキルをパワーアップさせられるという。
　それぞれのキャラクターは，2つのアクティブスキルと3つのパッシブスキルが習得可能だ。アクティブスキルは戦闘中，キャラクターのアイコンをタップすることで発動できるが，時間経過で増えていくゲージの量で，その効果が変わるという仕組みになっている。


　もちろん，「巨商伝」らしく「交易/貿易」の要素も盛り込まれている。この部分はいわゆる「放置ゲー」になっており，船に乗せる特産品と，傭兵として乗船させるキャラを設定して，目的地を決めれば，あとはお任せだ。

　目的地が遠いほど到着までの時間がかかり，「3時間」「5時間」「10時間」の3種類から選択できる。時間が長いほど災害に見舞われたり，海賊が攻めてきたりと危険が増すが，無事に特産品を目的地まで届けたときの報酬はより豪華になる。
　交易や貿易を繰り返すことで船や傭兵として乗せたキャラクターが経験値を獲得し，より強くなっていくというシステムだ。


　韓国では2015年12月のリリースが予定されており，すでに日本語版の配信を開始する準備も整っているという。今回のG-Starでパブリッシャが見つかれば，韓国と同時期に配信が開始される可能性も十分あるとのことだった。

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