プレイレポート
[TGS 2017]エロマンガ先生に近づけるスマホ用VRアプリ「めざましVR!義妹と同居生活 エロマンガ先生 -紗霧の部屋着編」で,もう実妹いらないな
同ブースでは,iOS 11で導入となったAR(拡張現実)プラットフォーム「ARKit」(関連記事)をVRと組み合わせて使用した,「目覚ましVR!エロマンガ先生」の新作「めざましVR!義妹と同居生活 エロマンガ先生 -紗霧の部屋着編」(2018年今冬配信予定。以下 めざましVR!義妹と同居生活)が出展されていた。さっそく,最新のスマホ向けVRコンテンツを体験してきたので,その模様をお伝えしよう。
めざましVR!義妹と同居生活は,人気ライトノベルを原作とするアニメ「エロマンガ先生」を題材にした作品。マサムネの視点で,紗霧との触れ合いを楽しめるアプリだ(公式の作品紹介ページ) |
ARKitの登場によって変わった点は,スマホ向けVRアプリでも「プレイヤーの立体的な動き」をVR空間に反映できるようになったこと。現実世界でプレイヤーが前に歩けばVR空間でもカメラが前に進み,下がれば後退するといった具合だ。
めざましVR!義妹と同居生活では,スマホ向けVRゴーグルを装着したプレイヤー自身の動きで,エロマンガ先生こと「和泉紗霧」の部屋のドアに近づき,少し開いたドアの隙間から顔を覗かせた彼女に接近したり,回り込んで眺めたりできる。
これまでスマホ向けVRコンテンツといえば,固定の位置から周囲360度を見るといったものだったが,それは「PlayStation VR」や「HTC Vive」「Oculus Rift」のように,外部カメラやセンサーなどを設置しないと,現実空間におけるプレイヤーの立体的な動きを検出しようがないためだ
だがARKitにより,iPhoneがカメラとAR機能で正面の風景を認識し,その風景からスマホ本体が前後,左右,上下に動いたことを検出できるようになった。外部カメラやセンサーを使わずに,iPhone単体でVR空間内を移動することが可能となったわけだ。
ブースに出展されていためざましVR!義妹と同居生活はデモバージョンなので,内容は非常にシンプルである。
しかし,タップやスワイプなどの操作を必要とせず,プレイヤー自身の動きでキャラ(エロマンガ先生)に接近できてしまう。この没入度の高いVR体験をスマホで楽しめる点にこそ,そのだいご味があるのだ。
なおGugenkaのブースには,今作以外のスマホ向けVR/ARアプリも複数出展されている。東京ゲームショウ2017に来場する人は,ぜひ足を運んで,体験してみてほしい。
Gugenkaの「めざましVR!義妹と同居生活 エロマンガ先生 -紗霧の部屋着編」作品紹介ページ
(C)森絵都・角川文庫刊/アニメ「DIVE!!」製作委員会
(C)T-ARTS / syn Sophia / キングオブプリズム製作委員会
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