ニュース
Apple,開発者支援プログラム“App Store Foundations Program”の対象地域を日本に拡大。2023年1月上旬に提供開始
App Store Foundations Programは,グループセッションやネットワーキングセッションを通じて,アプリケーション開発に有用な技術や知識を学べるプログラムだ。これまではヨーロッパ向けに提供されてきたサービスで,ヨーロッパ以外にサービスが拡大されるのは今回が初だという。
学べる要素の中には,Appleの技術を効果的に運用する手段といった技術的な内容だけでなく,App Storeでのマーケティング技法や,ベンチャー事業で起業資金を調達する方法など,さまざまなものが挙げられている。ゲームはもちろん,ヘルスケアや教育アプリケーションなど,ジャンルに絞ったセッションも用意されているとのこと。
さらに,プログラムの対象となるデベロッパは,前年の収益が100万ドル以下であれば各種の手数料率が15%に引き下げられるなどの特典も用意される。
Appleは12月13日に,日本国内における投資や雇用創出に関する記事を掲載し,日本のApp Storeが世界で3番目に大きな市場であることを明かしている。そちらの記事でも日本市場への投資に積極的な姿勢を見せていたが,今回の動きもその一環ということかもしれない。
今回の発表が行われたApple公式ニュースルームでは,デジタルボードゲーム「レッツプレイ!オインクゲームズ」を手掛けたオインクゲームズの佐々木 隼氏など,デベロッパのコメントも掲載されている。詳細が気になる人は,実際に投稿された記事をチェックしてみよう。
Apple、日本でApp Store Foundations Programを開始し、アプリケーション開発者のコミュニティを支援
- この記事のURL: