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スクウェア・エニックス・ホールディングスの2018年3月期第3四半期連結決算が発表。売上高は微減も,営業利益は57%増に
売上高は1880億9000万円で,前年同期から1%減となったものの,営業利益は57.2%増の337億7100万円,経常利益は57.8%増の347億8500万円,純利益は30.9%増の223億2700万円の増益となっている。
コンシューマ部門は「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて」(PS4 / 3DS)「FINAL FANTASY XII THE ZODIAC AGE」などの大型タイトルを発売したものの,それ以外のリリース数が少なかったことから前年同期比で減収となった。一方で2017年2月発売の「NieR:Automata」(PC / PS4)をはじめとする,過去にリリースしたタイトルのダウンロード販売などが好調で,増益となっている。
スマートデバイス向けやブラウザゲームでは「ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス」(iOS / Android)「星のドラゴンクエスト」(iOS / Android)「ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト」(iOS / Android)「KINGDOM HEARTS Union χ」(iOS / Android)などが好調で増収増益。
MMORPGでは「ファイナルファンタジーXIV」(PC / PS4 / Mac)が「紅蓮のリベレーター」,「ドラゴンクエストX オンライン」(PC / PS4 / Nintendo Switch / Wii U)が「5000年の旅路 遥かなる故郷へ」と,それぞれ拡張パッケージをリリースしたのに加え,プレイヤー数が増えたことで,こちらも増収増益となった。
アミューズメントは新規タイトルのリリースが減少したことから,減収減益となっている。
2018(平成30)年3月期 第3四半期 連結決算のお知らせ(PDFファイル)
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