イベント
セガグループ9社による「セガフェス2018」がベルサール秋葉原で開催。会場で体験できるアトラクションやイベントを内覧会でチェックしてきた
2016年秋に引き続き,2回めとなるこのイベント。セガグループ9社が主催し,セガに関連したさまざまなステージやアトラクションが楽しめる。開催前日,メディア向けの内覧会が行われ,主に来場者が参加できるイベントを中心に説明が行われたので,その内容を紹介したい。
「セガフェス2018」特設サイト
会場となるベルサール秋葉原は,1階が「巨大アトラクション体験ゾーン」,2階が「セガグループストリートゾーン」,地下1階が「ステージゾーン」となっており,まずは1階から紹介していきたい。なおここでは取り上げていないが,物販コーナーも1階に用意される。
BIG UFO CATCHER
イベントの目玉ともいうべき参加型アトラクションで,来場者自身がUFOキャッチャーのクレーンになるというもの。下にはお菓子やセガグッズなどが用意されており,取ったものはすべて持ち帰れるとのこと。クレーン役以外に,操作をすることも可能で,その場合,クレーン役は常駐している芸人さんが担当してくれる。ペアで来場した人達は,クレーン役と操作役に分かれて参加できる。
巨大メガドライブコントローラ
2018年に誕生30周年を迎えるセガハード「メガドライブ」。「メガドライブ ミニ(仮称)」が2018年内に発売されるというニュースが話題をさらっているが(関連記事),メガドラの特製巨大コントローラを使って,「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」「ぷよぷよ通」「ベア・ナックルII 死闘への鎮魂歌」の3作品をプレイできるというアトラクションが設置されている。コントローラの横幅は,なんと188cmだというから驚きだ。
スケジュールは以下のとおり。
●4月14日
10:00〜13:00「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」
13:15〜16:00「ぷよぷよ通」
16:15〜19:00「ベア・ナックルII 死闘への鎮魂歌」
●4月15日
10:00〜13:00「ベア・ナックルII 死闘への鎮魂歌」
13:15〜16:00「ぷよぷよ通」
16:15〜18:00「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」
バーチャファイター2/デイトナUSA
セガの名作アーケードゲーム「バーチャファイター2」と「デイトナUSA」がプレイできるコーナー。前者は「バーサスシティ筐体」を使った対戦台で,後方のモニターでその様子が映し出される。後者は50インチの大画面と専用のコクピットを備えた,DX筐体での体感プレイが楽しめる。
新作ゲーム試遊コーナー
最新のゲームタイトルが試遊できるコーナーも用意されている。
出展されているのは,「ペルソナ3 ダンシング・ムーンナイト」「ペルソナ5 ダンシング・スターナイト」「共闘ことばRPG コトダマン」「VRフィギュア from シャイニング -キリカ・トワ・アルマ-」の4作品。
セガキャッチャーオンライン体験コーナー
オンラインクレーンゲーム「セガキャッチャー オンライン」の体験コーナー。スマホで遠隔操作するオンラインのUFOキャッチャーを,用意されたタブレットを使って体験するというものだ。
ぷよぷよわたあめ
セガが運営するわたあめ専門店「C.P.CANDY Akihabara」が出張して,会場限定の「ぷよぷよわたあめ」を販売する。5色が用意されており,1個800円(税込)だ。
続いては,2階のセガグループストリートゾーンを紹介しよう。今年30周年を迎えたメガドライブと20周年のドリームキャストのゲーム展示や試遊コーナーが設けられた記念ミュージアムと,セガグループ各社が趣向を凝らした体験ブースが用意されている。
メガドライブ30周年/ドリームキャスト20周年記念ミュージアム
アニバーサリーイヤーを迎えるセガハード2機種の実機や周辺機器,そして,セガから発売されたゲームソフトのパッケージが展示されている。それぞれの代表的なタイトルを実機で試遊することができる。
ダーツライブブース
ダーツライブの最新ダーツマシン「DARTSLIVE 3」が体験できるブースが設置されている。「CENTER COUNT-UPチャレンジ」では,2ラウンドで2800点取れたら,特製クッションがプレゼントされる。
セガ・ロジスティクスサービスブース
全国の自動車教習所で稼動している教習用ドライブシミュレータ,「SLDS-3G」に試乗できるコーナーでは,難度や車種の異なる教習を選んで走行し,最後に結果がプリントアウトされる。
自動車教習所にしかないシミュレータなので,ここで乗れるのはかなり貴重だが,教習所で何度も乗ったという人もいるだろう。もちろん,無免許でも体験可能だ。
アトラスブース
アトラスのブースでは,「ペルソナ」シリーズを題材としたARアトラクション「ペルソナ覚醒の儀」が楽しめる。設置されたカメラの前に立つと機械が人の動きを感知し,19種類のペルソナのうち,いずれか1体が体験者の横に現れて記念撮影ができる。中には覚醒率の低い,レアなペルソナも存在しているとのこと。
撮影した写真は,QRコードを読み込むことでスマートフォンにダウンロードできる。
セガトイズブース
セガトイズが発売する家庭用プラネタリウム,「ホームスター」をPlayStation VRに対応させた,「ホームスターVR」が体験できる。なお,物販コーナーでもホームスターシリーズの製品が販売される。
セガホールディングスブース
セガホールディングスから発売されたばかりのTCG「PHANTASY STAR ONLINE 2 TRADING CARD GAME」の体験コーナーと,同社が運営するテーマパーク,「オービィ横浜」のプロモーションコーナーが設置されている。
トムス・エンタテインメントブース
セガグループのアニメ製作スタジオ,トムス・エンタテインメントが手がけた作品が,年表と大型ディスプレイのプロモーションムービーで紹介されている。最新作のチラシなども配布される。
SEGA×DMM.make 3Dプリントスタジオ
セガとDMM.makeとのコラボで実現した,参加者本人のオリジナル3Dフィギュアを作れるコーナーだ。撮影ブースで顔の3Dスキャンを行い,それを立体化して,セガキャラクターと一緒に並んだフィギュアが作れる。一緒に立つキャラクターや衣装は,あらかじめ用意されたものの中から選択可能で,会場で手続きを行って代金を払うと,5月下旬〜6月下旬に届く予定になっている。
価格は1体につき1万3000円(税,送料込)。
本稿では紹介していないが,地下1階ではさまざまなステージイベントも行われる。各イベントの入場には整理券が必要で,一部を除いて7:00にセガフェス会場1階(中央通り側敷地内)で配布が始まる予定だ。詳しくは,公式サイトをチェックしてほしい。
「セガフェス2018」特設サイト
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