イベント
マーダーミステリーブーム到来。ゲームマーケット2019秋で出展された気になる新作をチェック
アナログゲームイベントとしては国内最大規模のもので,2日間の参加者数は2万9300人(23日1万6300人,24日1万3000人),出展ブース数は987と,その規模も毎回のように拡大し続けている。会場が広々とした青海展示棟になった前回はかなりゆったりと歩ける印象だったが,今回は混雑でなかなか先に歩けないエリアもあり,ずいぶんと来場者が増えたと感じた。
今回とくに目立ったのが,昨今ブームになりつつある「マーダーミステリー」モノだ。こちらの記事でも紹介しているとおり,殺人犯を見つける推理ゲームで,プレイヤーが登場人物になりきり,実際に推理をして誰かが演じている犯人を見つけ出す,というもの。犯人役は逃げ切ることが目的となる。
昨今の人狼ゲームや脱出ゲームのブームもあり,新たなジャンルとして注目されていることもあって,企業・一般どちらもマーダーミステリーを出展しているブースが多数あり,どこも行列となっていた。
企業ブースではグループSNEがマーダーミステリーの新作を2本発売し,アークライトは会場のステージでマーダーミステリーのエントリー向けを展開していくと発表。まさに大きなブームとなる予兆を感じた。
「探偵シド・アップダイク Case.01 スローターズ パレス」を出展していたRAMCLEARの人に話を聞くと,「1日目のお昼過ぎまではたくさんのお客さんが来てくれたんですが,14時くらいから静かになりました。2日目も落ち着いてますね。試遊するのもいろいろ難しいので,おいそれと手を出しにくいと感じている人がまだ多いのかもしれません」とのこと。マーダーミステリーがもっと一般化して,作家やサークルにファンが付くくらいになれば,指名買いなども出てくるだろう。
次回,都内で行われるゲームマーケット2020春は,2020年4月25日と26日に青海展示棟で開催される。マーダーミステリーブームはどうなっているのか,そのあたりにも注目していきたい。
ここからは,23日と24日の両日,企業ブースと一般ブースで気になったゲームをまとめてみた。
■企業ブース
アークライト
ホビージャパン
オインクゲームズ
BakaFireParty
DONINA
Engames
すごろくや
JELLY JELLY CAFE
ワンドロー
マテル
MAGI
リゴレ
ディライトワークス
ITTEN
TACTICAL GAMES
OKAZU brand
GOTTA2
sangenya
Saashi & Saashi
日本語研究部
ニューゲームズオーダー
Jordan Draper Games
Hoy Games
ジーピー
さとーふぁみりあ
面白法人カヤック
パティスリージレンマ
数奇ゲームズ
88create
ワンモアゲーム!
スタジオムンディ
ジャイアントホビー
■一般ブース
北国ゲームズ
三つ目星レストラン
嘴広卿
INVADE.
Joyple Games
TSUTTE!
スタジオくるくる
MOTT GAME
アソビツクース
らめれこげーむず!
触覚かるたととり助
natriumlamp games
さいころは友達
MoB+
Paix GUILD
ちゃがちゃがゲームズ
ヤブウチリョウコ
バンダイナムコ研究所
もぐらのしっぽ
ましうgames
イオピーゲームズ
イマジンゲームズ
ドリーム
ボドまん
するめデイズ
Black Brick Studio
ゲームNOWA
伊瀬村
Anaguma
ゲームマーケット 公式サイト
- この記事のURL:
キーワード