「レイジングループ」のamphibian氏がKEMCOを退職。amphibian名義は継続し，今後はフリーで活動へ

　“人狼ゲーム×Jホラーサスペンス！”こと「レイジングループ」（iOS / Android / PS Vita / PS4 / Switch / PC）などで知られるシナリオライター・amphibian氏が本日（2020年7月1日），6月30日をもってKEMCOを退職したことをTwitterで報告した。amphibian名義と同アカウントは継続し，今後は“フリーの物書き”として活動していくという。
　なおその理由は一身上の都合であり，具体的には直近のプロジェクトをとおして，自らの力不足を痛感したためであるとのこと。会社側とはきちんと話をしており，円満な退職であるそうだ。


　amphibian氏は，前述のレイジングループを始め，告白されると爆死する主人公の「D.M.L.C.-デスマッチラブコメ-」（iOS / Android。リメイク版は「デスマッチラブコメ！」）や，呪われた監獄での殺人ゲームを描く「トガビトノセンリツ」（iOS / Android）など，さまざまなKEMCOタイトルを手がけてきたシナリオライターである。
　amphibian氏の一連のツイートによれば，在職中に手がけたものや，その関連作，将来的に作ると発表していたものについては，amphibian氏の手を離れるとのことで，今後新たな環境でものをつくり，埋め合わせができるよう努力していくつもりであるという。個々の作品の計画について，KEMCOおよび各制作者に問い合わせるのは控えてほしい旨も添えられている。

　ここから先は，「人生で初めてくらい，自分から大きくレールを外れての挑戦」と語るamphibian氏。新たな環境でも活躍を見せてくれることに期待しよう。

amphibian氏のTwitterアカウント