業界動向
スパイク・チュンソフト,マイクロビジョンの開発受託事業を譲受。“技術力とノウハウを獲得することで効果的に事業を拡大”
1991年3月に設立されたマイクロビジョンは,ゲームソフトウェアの企画,開発,移植,ローカライズなどの事業を手がける会社。PC88やX1,FM7のタイトルの開発に始まり,2000年代に入っても「鋼鉄の咆哮」シリーズ作品や「北斗の拳 激打MAX〜1億人のタイピング伝説〜」を始めとした数多くのタイトルを開発してきた。スパイク・チュンソフトは2010年からプログラムやデザイン,開発を業務委託して信頼関係を築いてきたとのことで,たとえば同社が2013年に発売した「進撃の巨人〜人類最後の翼〜」やアップグレード版「進撃の巨人〜人類最後の翼〜CHAIN」,2017年発売の「進撃の巨人2 〜未来の座標〜」もマイクロビジョンが手がけている。
スパイク・チュンソフトは事業譲受の理由として,ハイエンドゲームの開発ライン増加を挙げている。マイクロビジョンが持つ技術力とノウハウを獲得することで効果的に事業を拡大できると考え,事業譲受に至ったという。
スパイク・チュンソフトの「開発受託事業譲受に関するお知らせ」ページ
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