イベント
[CJ2023]2023年のChinaJoyは,ゲームだけでなくホビーにコスプレにと盛りだくさん。熱気あふれる中国最大のゲームイベントが開幕
ChinaJoy自体はコロナ禍でも実施されたため,我々が取材していない間もさまざまなゲームが披露されてきており,さすがに4年も経つとイベントの雰囲気にも変化が見られる。というわけで,本稿ではChinaJoyの全体的な雰囲気をお伝えする。
今年で20周年を迎えたChinaJoyは,BtoBで200社,BtoCで300社以上が出展している。会場について最初に感じたのは「人が多い」ということだ。現時点で具体的なデータがなく,体感での話でしかないが,平日にも関わらず,初日だけで見ても来場者数は増えていると感じた。少なくとも4年前よりは「多い」という印象だ。
そしてもう一つ気になったのが,コスプレイヤーの多さだ。大企業の巨大ブースでは,ステージが用意されているところが多く,さまざまなイベントが行われている。ザっと見て回ったところ,コスプレイヤーによるステージと,eスポーツプレイヤーによるステージが多かった印象だ。中国最大のコスプレイベント「コスプレスーパーリーグ」が行われていたので,その影響は大きいのだろう。4年前とは違う雰囲気を感じた。
ちなみにコスプレはゲームに限らず,アニメなども含むサブカルチャー全般で,日本IPも相変わらずかなりの人気のようだ。
コスプレというより着ぐるみだが,なんかモフモフして可愛かったので撮った1枚 |
コスプレスーパーリーグのステージで行われていたショウ。写真だとまったく分からないと思うが,素晴らしい動きでじっくり見たくなる |
また,同会場で「ChinaJoy Toy Show」と「ChinaJoy Figure Model」が開催されていたこともあり,フィギュアやプラモデルといったホビー人気の高さも垣間見えた。ホールが分けられていたが,ブース間の距離が短いこともあり,会場は歩くのも難しいほどの人で溢れかえっていた。物販コーナーもかなりの賑わいだ。
以上,ざっと見た雰囲気をまとめてみたが,インディーゲームも多く出展されているのも印象的だった。大から小までさまざまなデベロッパがあり,それぞれがゲームというエンターテイメントをけん引しているのだろう。
今年のChinajoyはまだ始まったばかり。これから取材記事を掲載していくので,楽しみにしていてほしい。
ChinaJoy 2023公式サイト
4GamerのChinaJoy 2023記事一覧
- この記事のURL: