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2024/07/26 19:46イベント
中国のゲームショウ「ChinaJoy 2024」開幕。真夏のあっつい上海に600以上の出展社が集まる，大陸ゲーム市場の最前線［CJ2024］
もはや真夏な東京を飛び立ち，降り立ったのは同じくらい真夏な上海。日差しの照りによるゆだり具合は，どこもそう違いはない。
中国最大のゲームショウ「ChinaJoy 2024」（CJ2024）が，上海新国際博覧中心で開催中だ。会期は本日2024年7月26日から29日まで。4Gamerも現地取材中で，数々のレポートを連日掲載していく。
今年で第21回開催となるCJ2024では，「Stay True, Game On」をスローガンに，オフライン展示とオンライン配信の両軸展開が強化されている。また，100インフルエンサープロジェクトなる施策で各界隈での情報露出を増やし，イベント自体の波及効果も高めていくという。
今年の出展社は600社以上にも及び，そのうち200社近くが海外企業とのこと。昨年がBtoBおよびBtoCで計500社強の参加だったこと踏まえると，出展規模は単純に増加しているようである。
会期中はゲーム企業のみならず，AMDやLenovoといったハードウェアメーカー，通信事業者や本田などの自動車メーカー，昨今は世界各国でお決まりであろう動画配信プラットフォームの企業もブースを出展している。さらに会場外では，デジタルエンターテイメントとゲームデベロッパを主題とした，2種の業界カンファレンスも実施されている。
ちなみに「東京ゲームショウ2024」は，2024年7月4日時点で731社（国内448・海外283）の参加が表明されている。
当のTGSの会場は，千葉を代表する幕張メッセ。CJの会場は，上海を代表する上海新国際博覧中心。想像のために敷地面積を記すと。
・幕張メッセ
敷地面積：21万平方メートル
・上海新国際博覧中心
敷地面積：30万平方メートル
とのこと。いずれも複数の巨大ホールで区切られ，ホール間を歩き回る構造だ。上海新国際博覧中心のほうは“敷地中央に野外ライブができそうなデッカい芝生エリア”があることを差し引くと，両会場の雰囲気や広さのイメージは，だいたい同じようなものと思ってもらっていい。
まあ季節柄，外気温はCJが圧倒的か（すっごく真夏）。
今年のCJは，とくに“ハードコアゲーム”（操作や知識が求められやすいゲーマー向け作品）の強化を図るとしていた。
注目される出展内容は，Tencent Gamesが10作品，NetEase Gamesが14作品，PlayStationが30作品以上となかなかの物量。PSブースでは，コーエーテクモゲームスの「真・三國無双 ORIGINS」や「FAIRY TAIL2」の映像もお披露目された。
また，Hypergryphは「アークナイツ：エンドフィールド」オフライン試遊版を初出展し，bilibiliも先日の「BiliBili World 2024」に続き，中国版「ヘブンバーンズレッド」などの日本向けIPでアピール。
このほかLilith Gamesは「AFK：ジャーニー」，SNKは先日のEVO Japan 2024でお披露目した「餓狼伝説 City of the Wolves」，Ubisoftも「アサシン クリード シャドウズ」など多数で，ポケットペアも海外人気がすさまじいという「Palworld / パルワールド」を送り出している。
※日本でも情報発信されてきたタイトルについては上記テキストリンクのとおり，プレイレポートなどを掲載済み。取材のしがいがなくて残念
なお，上記だけだとグローバル市場としての一面が強そうに見えるが，現地ではもちろん「なんだこのゲームは!?」と思えるような，日本市場の知見だけでは判別すらできないゲームもたくさんある。中国のゲームといったら武侠。不変の人気テーマゆえ，そこら中で見られる。
そのためCJは，中国ゲーム市場らしさをとくに体験しやすい。
ゲーム業界外だと，「ドラゴンボール」のテーマパークを建設することで話題になった，さまざまな展示会に顔を出しているサウジアラビア主導のギガプロジェクト「Qiddiya」（キディヤ）をはじめ，今年もホビー系グッズの物販会場が広く設けられていた。
おもしろ系だと，映画館の4DX設備のような動的な椅子で，なにかを体験していた人たちの姿も見られた（体験プログラムが「崩壊：スターレイル」のストーリーだったのかは不明である）。
ほかにも，自動車メーカーの出展をチラホラ見られた。場内にはゲームとコラボした車，とくに中国人気の高いEV（電気自動車）が並べられており，モーターショウばりのコンパニオンたちが場内を彩っていた。
そのほかの風景は，以下の写真のとおりだ。
4Gamerでは引き続き，CJ2024で気になった作品を取材していく。7月末のお祭り模様にお付き合いいただければ謝謝（シェーシェー）だ。
中国最大のゲームショウ「ChinaJoy 2024」（CJ2024）が，上海新国際博覧中心で開催中だ。会期は本日2024年7月26日から29日まで。4Gamerも現地取材中で，数々のレポートを連日掲載していく。
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今年で第21回開催となるCJ2024では，「Stay True, Game On」をスローガンに，オフライン展示とオンライン配信の両軸展開が強化されている。また，100インフルエンサープロジェクトなる施策で各界隈での情報露出を増やし，イベント自体の波及効果も高めていくという。
今年の出展社は600社以上にも及び，そのうち200社近くが海外企業とのこと。昨年がBtoBおよびBtoCで計500社強の参加だったこと踏まえると，出展規模は単純に増加しているようである。
会期中はゲーム企業のみならず，AMDやLenovoといったハードウェアメーカー，通信事業者や本田などの自動車メーカー，昨今は世界各国でお決まりであろう動画配信プラットフォームの企業もブースを出展している。さらに会場外では，デジタルエンターテイメントとゲームデベロッパを主題とした，2種の業界カンファレンスも実施されている。
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ちなみに「東京ゲームショウ2024」は，2024年7月4日時点で731社（国内448・海外283）の参加が表明されている。
当のTGSの会場は，千葉を代表する幕張メッセ。CJの会場は，上海を代表する上海新国際博覧中心。想像のために敷地面積を記すと。
・幕張メッセ
敷地面積：21万平方メートル
・上海新国際博覧中心
敷地面積：30万平方メートル
とのこと。いずれも複数の巨大ホールで区切られ，ホール間を歩き回る構造だ。上海新国際博覧中心のほうは“敷地中央に野外ライブができそうなデッカい芝生エリア”があることを差し引くと，両会場の雰囲気や広さのイメージは，だいたい同じようなものと思ってもらっていい。
まあ季節柄，外気温はCJが圧倒的か（すっごく真夏）。
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今年のCJは，とくに“ハードコアゲーム”（操作や知識が求められやすいゲーマー向け作品）の強化を図るとしていた。
注目される出展内容は，Tencent Gamesが10作品，NetEase Gamesが14作品，PlayStationが30作品以上となかなかの物量。PSブースでは，コーエーテクモゲームスの「真・三國無双 ORIGINS」や「FAIRY TAIL2」の映像もお披露目された。
また，Hypergryphは「アークナイツ：エンドフィールド」オフライン試遊版を初出展し，bilibiliも先日の「BiliBili World 2024」に続き，中国版「ヘブンバーンズレッド」などの日本向けIPでアピール。
このほかLilith Gamesは「AFK：ジャーニー」，SNKは先日のEVO Japan 2024でお披露目した「餓狼伝説 City of the Wolves」，Ubisoftも「アサシン クリード シャドウズ」など多数で，ポケットペアも海外人気がすさまじいという「Palworld / パルワールド」を送り出している。
※日本でも情報発信されてきたタイトルについては上記テキストリンクのとおり，プレイレポートなどを掲載済み。取材のしがいがなくて残念
なお，上記だけだとグローバル市場としての一面が強そうに見えるが，現地ではもちろん「なんだこのゲームは!?」と思えるような，日本市場の知見だけでは判別すらできないゲームもたくさんある。中国のゲームといったら武侠。不変の人気テーマゆえ，そこら中で見られる。
そのためCJは，中国ゲーム市場らしさをとくに体験しやすい。
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ゲーム業界外だと，「ドラゴンボール」のテーマパークを建設することで話題になった，さまざまな展示会に顔を出しているサウジアラビア主導のギガプロジェクト「Qiddiya」（キディヤ）をはじめ，今年もホビー系グッズの物販会場が広く設けられていた。
おもしろ系だと，映画館の4DX設備のような動的な椅子で，なにかを体験していた人たちの姿も見られた（体験プログラムが「崩壊：スターレイル」のストーリーだったのかは不明である）。
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ほかにも，自動車メーカーの出展をチラホラ見られた。場内にはゲームとコラボした車，とくに中国人気の高いEV（電気自動車）が並べられており，モーターショウばりのコンパニオンたちが場内を彩っていた。
そのほかの風景は，以下の写真のとおりだ。
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4Gamerでは引き続き，CJ2024で気になった作品を取材していく。7月末のお祭り模様にお付き合いいただければ謝謝（シェーシェー）だ。
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