日本ファルコム取締役会長，加藤正幸氏が逝去。PCゲーム黎明期から活躍した創業者

　日本ファルコムは本日（2024年12月17日），取締役会長である加藤正幸氏が12月15日に逝去し，同日をもって取締役を退任したことを発表した。


　加藤氏は，パソコンゲームの黎明期である1981年に，コンピューター導入時のアドバイザー企業として同社を創業した人物だ。同年7月よりアップルコンピュータの代理店・コンピューターランド立川を開設。そこの常連客であった木屋善夫氏の処女作「ギャラクティック・ウォーズ1」を皮切りに，1982年よりPC向けソフトの制作・販売をはじめた。
　
　設立以降社長を務めていたが，2001年に会長に就任していた。なお。加藤氏の逝去，退任に伴い，同社の取締役は1名減員となるが，法令に定める取締役の員数を満たしているとのことだ。
　
　通夜・告別式は遺族の意向により，近親者のみで執り行われる。後日お別れの会（仮称）を執り行う予定だが，現時点で詳細は未定とされている。

取締役会長の逝去及び役員の異動に関するお知らせ（訃報）を掲載いたしました。https://t.co/cLvma5sfwJ

— 日本ファルコム (@nihonfalcom) December 17, 2024

日本ファルコム公式サイト「取締役会長の逝去及び役員の異動に関するお知らせ（訃報）」（PDF）