誰もがRPGを愛していた
およそゲーマーを自認するような人なら誰でも,過去に,きらめくようなゲーム体験を味わっているはずだ。とくに,(MMOタイプではない)RPGに心酔し,寝食を忘れて没頭したという人は多いだろう。そう,誰もがRPGを愛していた。この連載では,ライターが持ち回りで,お勧めの(非MMOの)RPGを紹介していく。現在もRPGが好きな人はもちろん,過去形になってしまった人にも,ぜひ読んでほしい。そういった人達が,“RPG愛”を取り戻すことを期待している。
※連載終了
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連載「誰もがRPGを愛していた」最終回:「フェイブル」
昔(非MMO)RPGに胸をときめかせていた(当時の)少年少女達に,RPGへの愛を思い出してもらうために始まった連載「誰もがRPGを愛していた」だが,今回でいったん締めさせていただこう。今後「The Elder Scrolls IV: Oblivion」「Hellgate: London」「Titan Quest」など注目作が次々とリリースされる予定であり,(非MMO)RPGが人気ジャンルのトップに返り咲くのも夢ではなさそうだ。最終回では,「新・RPG黄金時代」の口火を切ったタイトル「マイクロソフト フェイブル:ロスト チャプター」を,ginger氏(第6回 4Gレビューコンテスト 特別賞受賞者)が紹介する。
連載「誰もがRPGを愛していた」第14回:Deus Ex(デウスエクス)
(非MMO)RPGに復活の兆しがあることが,本連載が始まった理由である。日本ではこの半年の間に「マイクロソフト ダンジョン シージ 2」「フェイブル」「英雄伝説 空の軌跡 SC」が発売され,海外では3月に「The Elder Scrolls IV: Oblivion」がリリースされるなど,実ににぎやかだ。ただ少し気になるのは,すべてファンタジー系だということ。SFファンには,実に寂しい状況だろう。そこで今回は,自称“SF野郎”のデイビー日高氏が,SF RPGの名作「Deus Ex」(邦題 デウスエクス)を紹介する。
誰もがRPGを愛していた第13回:影の薄い傑作SF RPG「Fallout」
誰しも,「タイミングが悪かった」としか言いようのない出来事に,その人生の中で何度かぶつかるはずだ。同様に,“タイミングが悪かったゲーム”というものも存在する。「Fallout」(1997年/Interplay)は,「RPG・オブ・ザ・イヤー」に選ばれるほどの名作でありながら,ほぼ同時期にリリースされた「Diablo」や,同じInterplayの「Baldur's Gate」といった“超”名作の陰に隠れてしまった“アンダードッグ”(負け犬/負け組)なゲームだ。この本作を,お馴染みの奥谷海人氏が紹介する。
「誰もがRPGを愛していた」第12回:「ザナドゥ・ネクスト」
日本ファルコムから「ザナドゥ・ネクスト」の発表があったとき,「やっと来た!」と狂喜した古参のRPGファンも多かったと思う。国産RPGの金字塔の一つである初代「ザナドゥ」に,RPG……いや,PCゲームというものの面白さを教えてもらった(当時の)少年少女達にとって,ネクストは,まさに待望のゲームだったのだ。今回は,やはりそんな少年だったMurayamaが,「初恋の人との再会」というテーマで,本作および初代ザナドゥについて語る。
「誰もがRPGを愛していた」第11回:金庸原作のRPG「神雕侠侶」
金庸といえば,しばしばJ.R.R.トールキンとも比較される,アジアの大人気作家である。日本でも徐々に人気を獲得しつつある“武侠”ストーリーの第一人者で,中国語圏ではその名を知らない人はいないと言われている。その金庸氏の小説「神雕剣侠」(原題 神雕侠侶/しんちょうきょうりょ。「雕」の字は,正確には「周」に「鳥」と書く)を題材にしたRPGが,この「神雕侠侶」だ。今回は,4Gamer編集部一の武侠ツウ「noguchi」が,本作と武侠世界の魅力を語る。
「誰もがRPGを愛していた」第10回:ネヴァーウィンター・ナイツ
テーブルトークRPG「Dungeons & Dragons」は,コンピュータRPGの歴史を語るうえで,避けては通れない存在だ。その影響は「Wizardry」から最新MMORPGまでの幅広い作品で見られるが,中でもとくに大きく影響を受けているのが,この「ネヴァーウィンター・ナイツ」(Neverwinter Nights)である。今回は,朝倉哲也氏が「新たなパーツ(MOD)を追加する喜び」をテーマに本作を紹介する。
連載「誰もがRPGを愛していた」第9回:RINNE
世の中,良いゲームだからといって,必ずしもヒットするとは限らない。今回の「誰もがRPGを愛していた」では,Murayamaが「不遇なタイトル」をテーマに,普段から彼が「もっと評判になってもよかった」と嘆いている「RINNE」について,思い入れたっぷりに語る。
連載「誰もがRPGを愛していた」第8回:Freedom Force
これまでファンタジーものばかりを扱ってきた当連載だが,もちろんほかのテーマのRPGにも,魅力的な作品はたくさんある。今回紹介する「Freedom Force」もその一つで,SF……というより“アメコミの世界”をテーマにしつつ,実にいい感じに仕上がっているのだ。というわけで今回は,「ヒーローの苦悩」というテーマで,4Gamerの新人スタッフ「山」に,本作(と恥ずかしい癖)について語ってもらおう。
連載「誰もがRPGを愛していた」第7回:ダンジョン シージ(初代)
初代「マイクロソフト ダンジョン シージ」は2002年に発売されたタイトルだが,2005年6月にMacintosh版が,同年9月にシリーズ新作「マイクロソフト ダンジョン シージ 2」が発売されており,名前だけは聞いたことがあるという人も多いだろう。今回はこの懐かしのヒット作を,学生ライター氷霧氏が,「“華”を楽しむ」をテーマに紹介する。
連載「誰もがRPGを愛していた」第6回:Diablo(ディアブロ)
MMO/非MMOを問わず,RPGというジャンルに多大なる影響を与えた“超”名作,「Diablo」。このタイトルが,今でも入手できることをご存じだろうか? 今回は,古くからのRPGゲーマーの誰もが経験したDiabloという金字塔を,お馴染み朝倉哲也氏が,“シンプル イズ ベスト”をテーマに紹介する。
連載「誰もがRPGを愛していた」第5回:The Bard’s Tale
一時期,一部の古参ゲーマーの間で話題になっていた,新生「The Bard's Tale」。実はもうとっくに発売されているのだが,さすがに同シリーズを覚えている人も少ないのか,残念ながら最近はほとんどその名を聞かなくなった。そこで立ち上がった(?)のが,同シリーズに魅せられた過去のあるMurayamaだ。今回は彼が,本作をお題に,“無名な名作”を楽しむ喜びと孤独感を語っている。遊んでみれば面白い……こんなゲームは,探せばたくさんあるはずだ。
連載「誰もがRPGを愛していた」第4回:英雄伝説VI 空の軌跡
日本ファルコムの新作RPG「英雄伝説 空の軌跡 SC(セカンドチャプター)」は,発売こそ2006年3月9日とまだ先だが,本日予約受け付けが開始されるなど,少しずつ情報が出てきた。その前作(ファーストチャプター)にあたる「英雄伝説VI 空の軌跡」が,今回のお題だ。空の軌跡 SCに期待している人は,予習,もしくは復習のために,この年末年始にファーストチャプターをプレイしてみてはいかが?
連載「誰もがRPGを愛していた」第3回:ウルティマ IX アセンション
MMORPG全盛のこの時代に,あえてMMOタイプ以外のRPGを毎週1本ずつ紹介していく連載「誰もがRPGを愛していた」の,第3回を掲載した。今回は,日本では2000年にローカライズ版が発売された「ウルティマ IX アセンション」を紹介する。三大RPGの一つ,Ultimaシリーズの最後の作品(ウルティマ オンラインなど番外編は除く)となってしまった本作について,4Gamer最多記事数を誇る朝倉哲也氏が熱く語る!
連載「誰もがRPGを愛していた」:第2回「ダンジョンロード」
ライター/スタッフが持ち回りで,MMOではないRPGを思い入れたっぷりに紹介していく連載「誰もがRPGを愛していた」の,第2回を掲載した。今回は,“D.W.Bradleyファン”を公言しているIwahamaが,Bradley氏の最新作「ダンジョンロード」(原題 Dungeon Lords)を,「面白さと楽しさ」というテーマで取り上げている。日本語版が12月16日に発売される本作について気になっている人,および手応えのあるRPGを探している人は,要チェックだ。
新連載「誰もがRPGを愛していた」:第1回「NOX」(ノックス)
新連載「誰もがRPGを愛していた」の,第1回を掲載した。ここでいう“RPG”とは,MMOタイプではないRPGを指す。古くからのゲーマーならば,「ウィザードリィ」や「ザナドゥ」「ディアブロ」など,“MMO以前”のRPGに,心奪われたことがあるはずだ。連載名は過去形だが,こういったRPGは,決して過去のものではない。MMORPG全盛の今でも,愛すべきRPGはたくさんあるのだ。当連載ではライターが持ち回りで,それぞれお勧めの(非MMOな)RPGを毎週1本紹介していく。第1回は「シナリオの楽しませ方」をテーマに,ライターMurayama氏が「NOX」(ノックス)を紹介する。