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[G★2008#50]プロ/アマ問わずワールドワイドでイラストの腕を競い合う「Dominance War」
末弥純氏や加藤直之氏あたりの絵が好きな自分は,しばしの間取材を忘れ作品に見入ってしまった。その後,興味半分でブースを出展していたCG LandのPark Sung Jin氏に話を聞いてみた。
募集が行われているのは“2D”と“3D”の2部門のみで,細かなジャンルは決められておらず,アーティストがテーマを自由に選べる。展示されている作品にダークファンタジー風のものが多い理由は,結果的に上位に入賞する作品にそのジャンルを扱ったものが多いからのようだ。
このプロジェクトを興したきっかけについてPark氏に尋ねると,フリーランスのクリエイターはソロ志向が強いせいか,横のつながりが出来にくい傾向があるとのこと。Dominance Warを通じてクリエイター同士がコミュニティを形成し,国別代表者になるために切磋琢磨することで,さまざまな方面へよい影響が出てきているようだ。
ブースの作品を見ると相当ハイレベルな人達の集まりのように思われるが,実際にはアマチュアも気軽に参加しており,これら全部ひっくるめてDominance Warという大きなコミュニティが出来上がっているようだ。それにしても2000作品というのは相当な規模である。
とりあえず,ファンタジー系のイラストに興味がある人は,Dominance Warの公式サイトを一度チェックしてみる価値はあるだろう。いつの日か日本人の有能なクリエイター達が,この場で活躍するという光景が見れたらいいなぁ……,なんてことを思いながら,ブースをあとにした次第だ。
「Dominance War」公式サイト
http://www.gameartisans.org/dominancewar/index.htm- この記事のURL:
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