ニュース
「2014ゲームユーザー白書」が11月13日に発刊。豊富なデータから,現在のゲームユーザー像を紐解く
なお本書では,スマートフォンの普及に伴って激化する携帯ゲーム市場にとくに注目して分析を行っているという。ユーザーの嗜好が多様化し,その動向がつかみづらくなっている昨今。本書は,ゲーム関連事業者やマーケティング担当者にとって欠かせない資料の一つになりそうだ。
2014ゲームユーザー白書(目次)
Amazonで購入する
#### 以下,リリースより ####
メディアクリエイトは、11月13日に「2014 ゲームユーザー白書」を発刊する。
当社は、年鑑の「ゲーム産業白書」と「オンラインゲーム白書」他、数々の書籍を出版しているが、ゲームの種類にこだわらず“ユーザー”に焦点を当てた豊富なデータは、これまでの白書とは異なる切り口となっている。また、「キッチンゲーマー」や「ビッグデータ」といった、ユーザーの変遷から旬の話題までを網羅した原稿は大変読み応えのある内容となっている。
アンケート調査に基づく“全ゲームユーザー”の基本属性・プレイスタイルについての分析に加え、家族構成・職業に年齢を加味したライフスタイルからユーザーをタイプ別に分類し、詳細な分析を行っている。創刊にあたって、ユーザーのタイプは「享受型キッズ」「成長期ジュニア」「時間なしヤングミドル」「パソコンシニア」を選出。彼らにとってのメインプラットフォームやゲームの遊び方を明らかにしている。
さらに、その年のゲーム業界で注目されていると思われる事象について別途アンケート調査を実施。本年度は、スマートフォンの普及に伴って激化する携帯ゲーム市場に注目し、ネイティブアプリ/Webアプリユーザー別のプレイスタイルに焦点を置いて分析を行っている(携帯ユーザー調査)。
【調査概要】
<ゲームユーザー全体分析(同、タイプ別分析)>
インターネットを利用したクローズドアンケート調査。本調査実施前に別途トライアル調査を行い、各性別の年代における「ゲームユーザー」の出現率を算出した。その結果と国勢調査の人口構成比を用いて現在のゲームユーザー構成を推定、実情を反映したサンプル構成にて回収を行い、1,496の有効回答数を得た。タイプ別分析では、家族構成・職業を軸に全体を9つに分類、さらに年齢を加味したセグメントのうち、特徴的な4つを選出した。
<携帯ユーザー調査>
携帯ゲームユーザーにはパソコンでインターネットに接続しないユーザーも存在することを考慮し、携帯電話(スマートフォン含む)を利用したクローズドアンケート調査を実施。トライアル調査は上記(ゲームユーザー全体分析)と同様にアンケート調査を行い、600(内訳:ネイティブアプリユーザー319名、Webアプリユーザー281名)の有効回答数を得た。
【調査結果】(一部)
<ゲームユーザー全体分析>
・女性ゲームユーザーは主婦層が中心。
・コンシューマでは約半数、それ以外でも約7〜9割のユーザーが無料の範囲内で遊んでいる。
・コンシューマゲーム(パッケージ版)の購入場所は「インターネット通販」、半数以上が新品ゲームを購入していない「休眠ゲーマー」。
・ゲーム以外の行っているエンタテインメントは、男性で「トレーディングカードゲーム」「アニメ/DVD鑑賞」、女性で「映画鑑賞」「音楽鑑賞」が人気
<携帯ユーザー調査>
・ネイティブアプリユーザーはゲームの質・遊ぶ際の安全性を重視する10代が中心。
・Webアプリユーザーは40代以上の携帯電話ユーザーが中心、スマートフォンへの移行は緩やか
・ネイティブアプリユーザーが1ヶ月に使う金額は、無料も含めた1,000円未満が9割以上。
・アプリの形態によって、ユーザー同士の距離感が大きく異なる。
【構成】
Chapter01 ゲームユーザーの変遷
Chapter02 ゲームユーザー全体分析
Chapter03 ゲームユーザータイプ別分析
Chapter04 携帯ユーザー調査
Chapter05 寄稿・対談
Chapter06 調査票
【概要】
A4判、2色刷り、120ページ
2013年11月13日発売予定
書籍版:定価19,800円(税込)
CD-ROM同梱版:定価39,800円(税込)
2014ゲームユーザー白書(目次)
Amazonで購入する
- この記事のURL: