「三國志VIII」は,前作「VII」で初めて搭載されて好評を得た"全武将プレイシステム"を継承し,より発展させて"究極の三國志"となるべく生まれたゲームだ。実際,それは成功したかに見えるのだが,開発者にはまだ不満があったらしい。そこで,さらなる高みを望んで「三國志? パワーアップキット」(以下,8PK)が
2002年1月25日に発売されるぞ。パワーアップキットではおなじみとなった
"戦術キャンペーンモード"や,
各種エディタの追加,バランス調整はもちろんのこと,
今回新しく「子育て」の要素が追加されている。いままでも"結婚"することは可能だったが,その結果子供が生まれるということはなかった。8PKでは,結婚すれば史実に登場しない
まったくオリジナルの子供が生まれるようになっているのだ。
単にオリジナルの子供というだけでは,古くは同社の「蒼き狼と白き牝鹿」シリーズでも実現されていたが,8PKでは子育てができるというのが特徴だ。子供の能力は,基本的にはプレイ武将の能力が引き継がれるが,ある程度その数値をコントロールすることができる。
具体的には,15歳で成人するまで毎年なにかしらの選択肢が出て,その選択次第で成人後の"武力","政治","知力","魅力"の各能力値が変化する,というわけ。成人後は武将として登場するのはもちろん,うれしいことに
プレイ武将を子供に乗り換えることも可能だ。トンビが鷹を生んでしまったら,子供武将を操り,親がなしえなかった"中国大陸統一"を目指してみよう。価格は5800円で,本体とセットの「三國志VIII with パワーアップキット」は1万3800円の予定。なお,8PKの追加要素の詳細は,近々レビューにて紹介する予定だ。(Iwahama)
なお、下の画像はすべて1MBを越えているので確認する際はご注意を。
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