ヨーロッパ系の作品を中心に，良質タイトルのローカライズを手掛けてきたズーの新作が判明した。早速紹介していこう。

■「Celtic Kings　〜ケルティックキングス〜」

　紀元前一世紀のローマ帝国を題材としたリアルタイムストラテジーゲーム。ロールプレイングゲーム的な要素を多分に含んだ作品だ。
　統率力・武力・特殊能力など指揮官の性格が表現されるヒーローシステムを搭載しているほか，従来のRTSの概念を覆す広大な戦場マップなど，じっくりと腰を据えて楽しめる作品に仕上がっているよう。ちなみに，当サイトの「ここ」にE3記事が掲載してあるので，興味がある人は目を通しておくといいだろう。発売日や価格については，今のところ未定だ。

■「ヒデゥン＆デンジャラス　デラックス」

　第二次世界大戦時に発足されたイギリス特殊空挺部隊「SAS」を題材にしたミリタリーアクションゲーム。プレイヤーは，SASチームを指揮して与えられた数々の任務を達成していかなければならない。タイトルからも想像がつくように，小規模な部隊による隠密作戦に焦点が絞られており，特徴ある隊員達を適材適所で使い分けていく必要がある。
　この"デラックス"だが，最新のグラフィックスエンジンを搭載し，大幅にグラフィックスが強化されているほか，マルチプレイ時の安定性およびパフォーマンスの向上が図られるなど，数々の改良が施されているまさにデラックスな内容。拡張パックである「ファイト フォー フリーダム」も一緒に楽しめて，価格は4800円。発売日は2002年7月26日となっている。