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「Postal 2」にも登場した俳優ゲーリー・コールマン氏が死去
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印刷2010/05/31 15:11

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「Postal 2」にも登場した俳優ゲーリー・コールマン氏が死去

 アメリカ現地時間の5月28日,人気子役として1980年代に活躍したゲーリー・コールマン(Gary Coleman)氏が,搬送先のユタ州の病院で死去した。コールマン氏は,その2日前に脳出血のため自宅で倒れて頭部を打ったことにより,意識不明の状態だったという。

 コールマン氏は,幼いときの病気の影響で身長が伸びなかったが,それを逆手にとり,1970年代から1980年代にかけて人気子役としてテレビドラマで活躍した。
 彼を一躍有名にした「アーノルド坊やは人気者」では主演したアーノルド役が日本でも評判になり,「冗談は顔だけにしろよ!」の決めセリフを流行させている。ちなみに,実際の英語では「What Choo Talkin’Bout」(何言ってんだヨ!)程度のセリフだったので,日本語をあてた人にセンスがあったというべきだが。

2004年のE3で,Postal 2のプロモーションを行うコールマン氏(中央)
画像集#001のサムネイル/「Postal 2」にも登場した俳優ゲーリー・コールマン氏が死去
 我々ゲーマーにとっては,「Postal 2」に自分自身の役で登場したことが印象深い。コールマン氏のサイン本の入手を頼まれた,主人公ポスタル・デュード。ショッピングモールでサイン会を開いているコールマン氏の前にできた長蛇の列に辛抱強く並ぶか,撃ちまくってサイン本を奪い取るかの選択を迫られるという,ゲームの中盤あたりのハチャメチャなシーンだ。もっとも,ちゃんと列に並んでも,最後は銃撃戦になってしまうのだが。

 子役として人気が衰え,家族との不仲や警察沙汰,個人破産などを経験したコールマン氏だが,そんな自分をゲームに出演させるというコメディアン魂には感心する。
 筆者もPostal 2の取材で二度ほどコールマン氏に話を聞く機会に恵まれたのだが,どんな質問にもジョークを交えながら答え,写真撮影にも丁寧に応じてくれるなど,非常に気さくな人物だったと記憶している。
 ウーヴェ・ボル氏の制作した映画「Postal」への出演依頼もあったらしいが,コールマン氏は人前で卑語を使わない主義であったため,脚本を書き換えない限りは出演しないと断ったという。

 Running with Scissorsが現在開発中の「Postal 3」に,コールマン氏自身が再び登場するのかは明らかにされていないが,彼はPostal 2のリリース後も同社のプレス発表などに常に出席し,“ポスタルガール”達と宣伝活動を務めていた。最近でも,Running with ScissorsのサイトでPostal 2のコールマン氏のキャラクターを使ったミュージックビデオが公開されたばかりだ。
 コールマン氏は,今年(2010年)に入ってから入退院を繰り返しており,健康状態が芳しくないようだった。Running with Scissorsの公式サイトでも,「あなたはPostalの歴史の中で永遠に生き続けます。いつも一緒に楽しい思いをさせてくれてありがとう」というコメントと共に,コールマン氏の死が伝えられている。まだ42歳という若さだっただけに,彼の死を残念に思う人も少なくない。
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