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[E3 2004#106]JoWooDブースレポート#2 | - 2004/05/16 14:38 |
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■SpellForce The Breath of Winter(2004年6月発売予定) 「Warcraft III」と同様に,RPGの要素を盛り込んだファンタジーRTS。 ユニットタイプは,大まかに分けて3種類(アバター,ヒーロー,一般ユニット)存在する。このうちアバターはプレイヤーの分身となる存在で,RPGのように,ゲーム開始時に能力などを決定し,ゲームが進むにつれてより強力な魔法や技などを覚えていく。なお,成長要素があるのはこのアバターだけだ。 そしてヒーローは"召喚"という特殊能力を持つユニットで,ルーンを使用することで仲間となるユニットを呼び出せる。ただし,アバターのように魔法や技などを習得することはできないようだ。 本作にはメインのストーリーラインとは別に,サブクエストも用意されていて,これらのクエストを行うことでアイテムなどを入手可能という。アイテムを装備すると,ものによってはユニットの容姿が変わるようなのだ。 選択できる種族は六つ(Human,Elf,Dwarf,Orc,DarkElf,Troll)で,敵は臆病な小鬼から強力な悪魔やドラゴンまで,約30種族が登場。使用可能なスキルは100以上にも及ぶ。また本拡張版では新たなシングルプレイヤーキャンペーン,新スキルや150以上もの新アイテム,フリープレイモード,マルチプレイの協力モードなど,追加要素が盛りだくさんだ。 "拡張版"という扱いでリリースされる本作だが,開発プロデューサーに少し話を聞いてみたところ,「本作はSpellForceの拡張版に当たるが,新ストーリーが展開するので,新作という表現のほうが実態に近いだろう」とのことだった。ちなみに新キャンペーンのストーリーは,「ドラゴンがついに目覚め……」という気になる始まり方のようだ。 なお日本語版も6月末には発売される予定。今後に続報に期待しておこう。 →記事一覧は「こちら」 (C) 2004 by Phenomic Game Development.Published by JoWooD Productions Software AG "Giantシリーズ"は,全世界で累計250万本を売り上げた人気シリーズ。そんなシリーズの1作「Transport Giant」は,"商品の輸送手段"にスポットを当てた経営シミュレーションだ。 生産工場があちこちに建設され始めた1850年,世界中でさまざま商品が登場し,時代は急速な進化を遂げた。ところが肝心の流通ラインが問題を抱え,商品の輸送方法などを見直さなければならないときがきた。そこでプレイヤー扮する主人公は,新たな輸送手段を構築してライバル社との競争に勝ち,その後2世紀を生き抜く地位を確立するため戦略を練っていく。 シナリオは,アメリカとヨーロッパを舞台にした二つが収録されている。 初期段階では機関車などわずかな輸送手段だけ使っていれば平気だが,時代が進むにつれて輸送手段もより効率的かつ高速な方法を考えていかなければならない。乗り物はトータルで130種以上(列車,モノレール,超伝導列車,ローリー,船,飛行機,ヘリコプター)が登場し,バリエーションに富んだ輸送方法を形成できるようだ。 また建物も500種以上建設可能になっており,本業の輸送を行いながら,発展していく町並みを眺めているのも楽しいだろう。 →記事一覧は「こちら」 (C) 2004 by JoWooD Productions Software AG. Developed by JoWooD Ebensee. なおJoWooDは,今後も人気作の日本語化には積極的に取り組むとしている。期待しておこう。(halen) |
- 関連タイトル:
SpellForce: The Breath of Winter
- 関連タイトル:
トランスポートジャイアント
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