【PR】互いに戦略と戦術を駆使する特殊部隊と感染者の対決！　「SPECIAL FORCE」の「ホラーモード」を遊ぼう！

　NHN Japanがハンゲームでサービス中の「SPECIAL FORCE」といえば，日本のオンラインFPSブームの立役者ともいえる作品だ。そのSPECIAL FORCEに，待望の新モード「ホラーモード」が実装された。
　このモードは，参加プレイヤーがウィルスに冒され凶暴化した「感染者」と，特殊部隊に分かれ攻防を繰り広げるというもの──つまり，多くのオンラインFPSタイトルで人気を博している“ゾンビモード”のSPECIAL FORCE版である。
　とはいえ後発で登場するだけに，その内容はより洗練されており，開発元である韓国Dragonflyのスタッフも「ゾンビモードの決定版」と自負している。以下にその魅力を紹介していこう。

「SPECIAL FORCE」公式サイト

倒されるまで「感染者」化しない！　これだけで大きく変わったゲーム性

　ホラーモードは，特殊部隊側のプレイヤー（人間）が感染者に倒されると，ウィルスに冒され，感染者化していく。感染者となったプレイヤーは，立場が逆転し，人間を襲うことになるのだ。
　そして全員が感染者になるか，制限時間を迎えると1ラウンド終了。プレイヤー各自には，感染者あるいは人間を倒すごとにポイントが加算されていき，全ラウンド終了後にランキングが決定する。
　途中参加の乱入も含めて最大16人でプレイできるモードだが，誰が最初の感染者（宿主）になるかはランダムで決まり，ラウンドが開始されるまで分からない。

ラウンド開始直後のカウントダウン中。自分自身はともかく，近くにいるプレイヤーが感染者になったら……という緊張感がたまらない

　SPECIAL FORCEのホラーモードの大きな特徴は，きちんと人間に体力の概念を持たせている点だ。人間の初期体力は200に設定されており，感染者の攻撃が1回当たるごとに20か30ずつ削られていく。そして体力がゼロになり，力尽きたあと，リスポーンして初めて感染者化する。
　ちなみに一般的なゾンビモードだと，ゾンビの攻撃を喰らった人間は即座にゾンビ化してしまうので，実質，人間側の体力の意味がなくなっている。そのため，プレイはよくも悪くも“鬼ごっこ”のような雰囲気になってしまいやすい。


　人間の体力の概念がもたらすのは，戦略・戦術の介在する余地だ。例えば，人間側の誰か一人がおとりとなって感染者をおびき出し，残り全員が一斉掃射して片を付けるといったような作戦も，従来のゾンビモード以上にやりやすくなるだろう。
　また感染者側も，一撃で仲間を増やすことはできないので，むやみに人間の群れに飛び込むわけにいかない。場合によっては一度後退し，策を練り直す必要が出てくるのである。


　なお戦略・戦術が必要になると，プレイのハードルが高くなってしまい，ゾンビモードの“鬼ごっこ”のような気軽さが失われてしまうのでは？　という疑問も生まれるかもしれないが，そんなことは全くない。
　実際にプレイしてみると，従来のゾンビモードよりも，少しだけ作戦やチームプレイを意識する必要があるのは確かだが，その分ゲームとしての深みが出て，より面白く遊ぶことができる。
　また人間側でプレイする場合，ジリジリ削られていく体力がプレッシャーとなり，まさにホラー映画の登場人物になったかのような気分を味わえることも大きなポイントだ。

感染者は3種類。特殊部隊の銃器に対抗しうる驚異の専用スキルとは!?

感染者（宿主）。右下に，4種類のスキルが表示されている

　ホラーモードに登場する感染者は，ラウンド開始直後にランダムで決定する宿主と，ラウンド中に感染者となった男性型と女性型の3種類。
　体力は宿主が1500，男女それぞれ250と，人間よりも高めに設定されている。なお，男女どちらの感染者になるかは最初のリスポーン時にランダムで決まり，なんと人間時の性別は関係ない。

　また宿主の数は，参加人数によって変動する。参加者が6人以下の場合は宿主一人， 7〜12人で宿主二人，13〜15人で宿主3人，16人だと宿主4人といった次第だ。
　ちなみに宿主は，一度倒されてしまうとリスポーン後に男女いずれかの感染者に格下げされてしまう。つまり，体力に余裕のある感染者がいなくなってしまうわけである。そうなると，戦略的にも大きな変更を強いられることになるだろう。

感染者男女。スキルが異なるほか，微妙に手のグラフィックスが異なっている

　さらに感染者は，素手による近接攻撃のほか，以下のスキルを使うことができる。スキルには1度しか使えないものや，クールタイムが設定されていて何回でも使用できるものがある。

・煙幕：人間の視界を遮り，移動速度を低下させることに加え，徐々に体力を奪う
・サーチ：壁などを透過し，30m以内にいる人間の位置を察知する
・突進：移動速度が向上し，被弾による硬直がなくなる。感染者（宿主）専用
・スーパージャンプ：ジャンプで瞬間的に遠距離移動ができる。感染者（男）専用
・自爆：自らの体力を消費し，周囲に大ダメージを与える。感染者（女）専用

赤いエフェクトは，感染者の煙幕によるもの。何とも禍々しい

感染者（女）の自爆スキル。使用タイミングが肝心だ

　また現状のホラーモードのマップは，「生体兵器研究所」「ホラーベイエリア」の2種類。どちらも既存のマップに改変を加えたものだ。なお，マップのギミックによってうっかり力尽きた場合であっても，リスポーン後には感染者となってしまうので注意しよう。

マップ「生体兵器研究所」。生体実験が行われていた形跡が……

マップ「ホラーベイエリア」。橋から転落すると感染者化するので注意

アップデートとキャンペーンで夏休みに向けて盛り上がる「ホラーモード」

　ホラーモードの実装と前後して，これに関連したアップデートも行われる。6月16日実装の新武器「HORROR_TAR21」は，感染者のおぞましい声のような効果音を発するけったいな銃だ。
　続いて6月30日には感染者撃退のために投入される「ガトリングガン」，7月には「DEVIL UZI」が登場。いずれも，ホラーモードで威力を発揮してくれそうだ。

ガトリングガン

　ホラーモード用の新マップとしては，7月に「ホラープラズマ」が実装される予定。そして8月には新キャラクターの「PSU」が登場。PSUは，ホラーモードのプロモーションムービーにも姿を見せている，ちょっと渋めのオヤジキャラである。
　なお，PSUというのは仮名で，もしかするとワタナベ，ハシモトのような日本名になるかもしれないそうだ。


　また公式サイトでは「今度のゾンビは飛び出すぜ!!」キャンペーンを実施中だ（関連記事）。ホラーモードを規定回数プレイして応募するだけで，3Dプロジェクターセットなど豪華賞品がプレゼントされるので見逃せない。
　さらに映画「サバイバル・オブ・ザ・デッド」とのタイアップキャンペーンも行われる。こちらは6月16日より，先着で上記の新武器HORROR_TAR21が手に入るシリアルコード付きスペシャルカードが配布されるので，ゾンビ映画好きはぜひチェックしておこう。

（C）2009 BLANK OF THE DEAD PRODUCTIONS INC. WITH THE ASSISTANCE OF THE CANADIAN FILM OR VIDEO PRODUCTION TAX CREDIT

　それでは最後に，開発元の韓国Dragonflyと，SPECIAL FORCE開発プロデューサーのSolfeel氏から寄せられたメッセージを掲載しよう。


韓国Dragonfly：
　ホラーモードの企画は，SPECIAL FORCEのSFのゲーム性を保ったうえで，また一味違う面白さを皆さんに与えられないかという発想から生まれました。既存のキャラクターでは実現できないアクションをいかに実現するか，検討を重ねた結果です。もちろん，これが最良の答えではないので，今後も改良を重ねていきます。
　実装時期もちょうどホラーにピッタリの夏です。夏休みに，皆さんで楽しんでいただけると嬉しいです。

Solfeel氏：
　日本のSPECIAL FORCEプレイヤーの皆さんには，開発チーム一同，いつも感謝しています。
　開発チームは，常に日本の皆さんが望むコンテンツを提供できるよう，注力しています。ぜひ今後もSPECIAL FORCEの展開に期待してください。

「SPECIAL FORCE」公式サイト