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「GeForce 375.70 Driver」公開。「CoD: Infinite Warfare」や「Dishonored 2」「Skyrim Special Edition」など6タイトルへの最適化版に
また,詳細は不明ながら,「GeForce 375.57 Driver」およびその差し替え版である「GeForce 375.63 Driver」から引き続き,「Titanfall 2」最適化版という扱いにもなっている。
すぐに入手したい人は,GeForce Experienceか,下に示したリンクを利用してほしい。
→64bit版Windows 10用GeForce 375.70 Driver(373MB)
→32bit版Windows 10用GeForce 375.70 Driver(304MB)
→64bit版Windows 8.x・7用GeForce 375.70 Driver(368MB)
→32bit版Windows 8.x・7用GeForce 375.70 Driver(302MB)
→ノートPC向けの64bit版Windows 10用GeForce 375.70 Driver(373MB)
→ノートPC向けの32bit版Windows 10用GeForce 375.70 Driver(304MB)
→ノートPC向けの64bit版Windows 8.x・7用GeForce 375.70 Driver(368MB)
→ノートPC向けの32bit版Windows 8.x・7用GeForce 375.70 Driver(302MB)
→4Gamerの最新ドライバリンクページ
英文リリースノートを見る限り,ゲームへの最適化を除くとアップデート内容は小粒なのだが,バグフィックス関連では,GPUを問わず影響のありそうな,ドライバ周りの問題2点にメスが入っているのが目を惹くところだ。具体的にどういう“効能”があるのか,NVIDIAは明らかにしていないが,いずれもWindowsもしくはGeForce Experienceの安定性向上に寄与するはずなので,対象となるGeForceのユーザー全員に意味のあるアップデートと言えるだろう。
Game Readyドライバとしての対象タイトルが多いだけに,そもそも導入する人は多いと思われるが,最適化済みタイトルをプレイする予定がない人も,今回は導入を検討する価値がありそうだ。
ただし,ドライバのアップデート作業は自己責任となるので,その点はご注意を。
## 以下,GeForce.comの関連記事および英文リリースノートまとめ ##
●GeForce 375.70 Driverの対応製品
- NVIDIA TITAN X
- デスクトップPC向けGeForce GTX 10シリーズ
- デスクトップPC向けGeForce GTX TITANシリーズ
- デスクトップPC向けGeForce GTX 900シリーズ
- デスクトップPC向けGeForce GTX 700〜400シリーズ
- ノートPC向けGeForce GTX 10シリーズ
- ノートPC向けGeForce 900M〜400Mシリーズ
●GeForce 375.70 Driverが統合するソフトウェアモジュール
(※比較対象はGeForce 375.63 Driver)
- GeForce Experience:3.1.0.52(←3.1.0.38)
- HD Audio Driver:1.3.34.17
- PhysX System Software:9.16.0318
- Vulkan RT:記載なし
- CUDA:8.0
- nView:148.03
●GeForce 375.70 Driverにおける最適化
- 「Call of Duty: Infinite Warfare」「Call of Duty: Modern Warfare Remastered」「Dishonored 2」「The Elder Scrolls V: Skyrim Special Edition」「Obduction」「Titanfall 2」最適化済み
●GeForce 375.70 Driverの新要素
・SLIの拡張
- 「Tom Clancy's Ghost Recon: Wildlands」向けtemporal SLIプロファイルの追加
・3D Visionの拡張
- 「Call of Duty: Infinite Warfare(Not recommended)」「Call of Duty: Modern Warfare Remastered(Fair)」「For Honor(Not recommended)」用プロファイルの追加または更新
※タイトル名の後ろにある( )書きはレーティング
●GeForce 375.70 Driverで解決した問題(Windows 10)
- ユーザードライバとカーネルドライバの橋渡しをするコールバック関数「DxgkDdiEscape」で,ユーザードライバ側に渡すインデックスアドレスのバウンダリチェックをしていなかった問題(※「その結果,どういう問題が解決したか」の言及はないのだが,「ユーザードライバ側が落ち,一瞬画面がブラックアウトして戻る」みたいな症状が出ていたとすると,それが改善する可能性がある。原文は「DxgkDdiEscape Object is calculated using a user-provided index that is not bounds checked.」)
- Direct3D 9のシステムコールを実装したDLL「nvd3d9wrap」が原因で,GeForce Experienceのプロセス「NVSPCAPS」がクラッシュする問題(※ということだと思われる。原文は「crashes in nvd3d9wrapx」)
- 「NVIDIA Image Converter」のコンポーネントがクラッシュする問題(※「NVIDIA Image Converter」が何なのかは明らかになっていない。名称からすると開発ツールのような印象もあるが)
- GeForce GTX 770搭載環境で「Forza Horizon 3」を実行すると,Direct3D 12のPipeline State Object(PSO,Direct3D 11時代における入力ストリームやシェーダ,ステートなどを1つのオブジェクトにまとめたもの)の処理中にドライバがクラッシュする問題
- 「Forza Horizon 3」の実行中にメモリリークが生じる可能性のある問題
●GeForce 375.70 Driverで解決した問題(Windows 8.x&7)
- ユーザードライバとカーネルドライバの橋渡しをするコールバック関数「DxgkDdiEscape」で,ユーザードライバ側に渡すインデックスアドレスのバウンダリチェックをしていなかった問題(※「その結果,どういう問題が解決したか」の言及はないのだが,「ユーザードライバ側が落ち,一瞬画面がブラックアウトして戻る」みたいな症状が出ていたとすると,それが改善する可能性がある。原文は「DxgkDdiEscape Object is calculated using a user-provided index that is not bounds checked.」)
- 関連タイトル:
GeForce Driver
- 関連タイトル:
Call of Duty: Infinite Warfare
- 関連タイトル:
Dishonored 2
- 関連タイトル:
The Elder Scrolls V: Skyrim Special Edition
- 関連タイトル:
Obduction
- 関連タイトル:
タイタンフォール 2
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