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AMD,eスポーツタイトルに向けた最適化計画「ReSX」の存在を公表。一部タイトルへ向けた性能向上はすでに実現済み
4Gamerでは,最近のRadeon Software Adrenalin Editionで,eスポーツタイトルへの最適化が進んでいることをお伝え済み。たとえば「Radeon Software Adrenalin Edition 18.2.2」は「PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS」(以下,PUBG),「Radeon Software Adrenalin Edition 18.3.1」は「Dota 2」でいずれも数%の性能向上を実現しているわけだが,これらはReSXの事例とのことだ。
また,ドライバリリース時の英文リリースノートには入っていなかったが,18.3.1ドライバは「Radeon Software Adrenalin Edition 17.12.1」に対して「Overwatch」で最大3%の性能向上も実現できているという。
RTGはReSXで,単にベンチマークスコアが上がるというのではなく,スムーズで安定的なゲームプレイの実現に注力しているとのこと。それを実現すべく,99パーセンタイルのフレームレート(=ごくまれに生じる,下振れするフレームレート)とマウスクリックが画面上で反映されるまでの応答時間の改善は,重点的に取り組んでいるそうである。
18.3.1ドライバのリリースに合わせてReSXの存在を公表したのは,3タイトルという具体的な事例が出揃ったからだと思われるが,RTGは今後もReSXに基づいて最適化を進めていくとしているので,3タイトルに向けた最適化がどこまで深化していくのか,そして次に最適化を果たすのがどのeスポーツタイトルになるのか,Radeonユーザーは楽しみが増えたと言えそうである。
「FFXV」「WH: Vermintide 2」への最適化を果たした「Radeon Software Adrenalin Edition 18.3.1」は,「Dota 2」での性能向上も実現
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