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「Fortnite」のシーズン7へ向けて性能向上を図った「Radeon Software Adrenalin 2019 Edition 19.1.1」が登場
すぐに入手したい人は下に示したリンクを利用してもらえれば幸いだ。なお,AMDは2019年2月以降,すべてのRadeon SoftwareリリースでAPUをサポートすると宣言しているが(関連記事),今回のAdrenalin 19.1.1でもAPUのサポートは入っている。
→AMDのドライバダウンロードページ
→4Gamerの最新ドライバリンクページ
※2019年1月24日追記
Adrenalin 2019 19.1.1は,北米時間1月21日をもってWHQL版へ昇格した。AMDによると,ソフトウェアそのものに変更はないという。
「Display Driver Package」のバージョンは18.50.11.01
ただし,AMDがOptional版ドライバの導入をゲーマーに対して推奨している一方,ドライバの導入作業それ自体は自己責任となるので,その点は注意してほしい。
#### 以下,英文リリースノートまとめ ####
●Adrenalin 2019 19.1.1の対応GPU
- Radeon RX Vegaシリーズ
- Radeon RX 500・400シリーズ
- Radeon Pro Duo
- Radeon R9 Furyシリーズ
- Radeon R9 300・200シリーズ
- Radeon R7 300・200シリーズ
- Radeon R5 300・200シリーズ
- Radeon HD 8500以上のRadeon HD 8000シリーズ
- Radeon HD 7700以上のRadeon HD 7000シリーズ
- Radeon R9 M300・M200シリーズ
- Radeon R7 M300・M200シリーズ
- Radeon R5 M300・M200シリーズ
- Radeon HD 8500M以上のRadeon HD 8000Mシリーズ
- Radeon HD 7700M以上のRadeon HD 7000Mシリーズ
●Adrenalin 2019 19.1.1の対応APU
- Ryzen 2000Gシリーズ,Athlon 200GE(64bit版Windows 10)
- Ryzen PRO 2000Gシリーズ,Athlon PRO 200GE(64bit版Windows 10)
- A-Series APUs with Radeon R7・R6・R5・R4 Graphics(64bit版Windows 10&7)
- Pro A-Series APUs with Radeon R7・R5 Graphics(64版Windows 10&7)
- FX-Series APUs with Radeon R7 Graphics(64版Windows 10&7)
- Athlon Series APUs with Radeon R3 Graphics(64bit版Windows 10&7)
- Sempron Series APUs with Radeon R3 Graphics(64bit版Windows 10&7)
- E2-3000シリーズ以降のE-Series APUs with Radeon R2 Graphics(64bit版Windows 10&7)
●Adrenalin 2019 19.1.1が統合するコンポーネント
(※比較対象はRadeon Software Adrenalin Edition 18.12.3)
- Display Driver Package:18.50.11.01
-190109a -337968E -Radeon Software Adrenalin 2019 (←18.50.03.05 -181217a -337288E -Radeon Software Adrenalin 2019) - Radeon Settings:2019.0109.1906.34385(←2018.1217.2016.36482
- 2D Driver:8.1.1.1634
- Direct3D:9.14.10.01377
- OpenGL:25.20.15000.13544(←25.20.15000.13543)
- OpenCL:25.20.15011.1004(←25.20.15003.5010)
- Mantle:9.1.10.0295
- Mantle API:102400
- Audio Driver:10.0.1.7
- Vulkan Driver:2.0.68(←2.0.64)
- Vulkan API:1.1.96(←1.1.86)
●Adrenalin 2019 19.1.1における最適化
(※比較対象はRadeon Software Adrenalin Edition 18.12.3)
- 「Fortnite」シーズン7に向けた最適化。一例としてRadeon RX 580搭載環境で1920
×1080ドット時に最大4%,Radeon RX Vega 64搭載環境で1920 ×1080ドット時に最大3%
●Adrenalin 2019 19.1.1における新要素
- リリースノートに記載なし
●Adrenalin 2019 19.1.1で解決した問題
- 2560
×1440ドット表示の液晶ディスプレイと接続していると,VSR(Virtual Super Resolution)を利用できないことのある問題 - Radeon RXシリーズ搭載環境でゲーム中に[Alt]+[Tab]キーを押すとシステム操作にラグ(lag,遅延)が生じることのある問題
- Radeon SettingsのAdvisorが,古いバージョンのRadeon Software導入を勧めることのある問題
- Radeon Settingsのソフトウェアアップデート通知が頻繁に出てくることのある問題
- Radeon WattManにある[リセット]ボタンを押しても,WattManのプロファイルが規定値に戻らないことのある問題
- Radeon Softwareのインストール後に再起動するとき,もしくはファン設定を変更しようとしてRadeon SettingsのRadeon WattManタブを開こうとしたとき,Radeon Settingsアプリケーションがクラッシュすることのある問題
- 低負荷時にファンの回転を停止させるZero RPM機能が,Radeon Settings上のトグルスイッチをクリックしても有効にならないことのある問題
- Radeon ReLiveのギャラリーから複数のビデオをアップロードしようとすると,キューの処理がうまくいかなくなってアップロードに失敗する問題
- Radeon Softwareの更新を行っても,Radeon Settingsが直前にインストールされていたバージョンの番号を表示することのある問題
- マルチディスプレイをクローンモードにしていたり,Eyefinity構成にしていたりすると,カスタムカラー設定を行ってもゲーム上で反映されないことのある問題
- ゲーム側で表示解像度を変更すると,Radeon OverlayのPerformance metricsオーバーレイが当該変更に正しく追従できず,拡大縮小率がおかしくなることのある問題
- Vulkan APIを活用するゲームタイトルに対してEnhanced Syncを適用すると,テアリングが発生することのある問題
- マルチディスプレイ構成時に,1基以上のディスプレイが「接続はされているが,電源は入っていない」状態にあると,マウス操作にラグ(lag,遅延)が発生することのある問題
- Radeon SettingsのUpgrade Advisorがゲームの検索や互換性情報の提供に失敗することのある問題
- 関連タイトル:
AMD Software
- 関連タイトル:
フォートナイト
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