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「Radeon Software Adrenalin 2019 Edition 19.3.1」が「デビル メイ クライ 5」最適化版としてリリース
WHQL(Windows Hardware Quality Labs,ウィクル)未通過の「Optional」(随意選択)版となる今回は,本時間3月8日発売予定の「デビル メイ クライ 5」に向けた「Day-0」(=発売直前)最適化ドライバという位置づけだ。
すぐに入手したい人は下に示したリンクを活用してもらえればと思う。
→AMDのドライバダウンロードページ
→4Gamerの最新ドライバリンクページ
「Display Driver Package」のバージョンは18.50.27.01
AMDはOptional版ドライバの導入をゲーマーに対して推奨しているので,デビル メイ クライ 5をプレイするつもりの人もそうでない人も,対象のGPUやAPUを使っているのであれば,自己責任で試してみてはどうだろうか。
#### 以下,英文リリースノートまとめ ####
●Adrenalin 2019 19.3.1の対応GPU
- Radeon VII
- Radeon RX Vegaシリーズ
- Radeon RX 500・400シリーズ
- Radeon Pro Duo
- Radeon R9 Furyシリーズ
- Radeon R9 300・200シリーズ
- Radeon R7 300・200シリーズ
- Radeon R5 300・200シリーズ
- Radeon HD 8500以上のRadeon HD 8000シリーズ
- Radeon HD 7700以上のRadeon HD 7000シリーズ(※リリースノート上はリストから消えているが,ドライバダウンロードページからは入手可能)
- Radeon R9 M300・M200シリーズ
- Radeon R7 M300・M200シリーズ
- Radeon R5 M300・M200シリーズ
- Radeon HD 8500M以上のRadeon HD 8000Mシリーズ
- Radeon HD 7700M以上のRadeon HD 7000Mシリーズ
●Adrenalin 2019 19.3.1の対応APU
- デスクトップPC向けRyzen 2000Gシリーズ,Athlon 200GEシリーズ(64bit版Windows 10)
- デスクトップPC向けRyzen PRO 2000Gシリーズ,Athlon PRO 200GEシリーズ(64bit版Windows 10)
- デスクトップPC向けA-Series APUs with Radeon Graphics(64bit版Windows 10&7)
- デスクトップPC向けPro A-Series APUs with Radeon Graphics(64bit版Windows 10&7)
- ノートPC向けRyzen Mobile Processors with Radeon Vega Graphics,Athlon Mobile Processors with Radeon Vega Graphics(64bit版Windows 10)
- ノートPC向けRyzen PRO Mobile Processors with Radeon Vega Graphics,Athlon PRO Mobile Processors with Radeon Vega Graphics(64bit版Windows 10)
- ノートPC向けFX-Series APUs with Radeon Graphics,A-Series APUs with Radeon Graphics(64bit版Windows 10&7)
- ノートPC向けA-Series PRO APUs with Radeon Graphics(64bit版Windows 10&7)
- Sempron Series APUs with Radeon R3 Graphics(64bit版Windows 10&7,※リリースノート上はリストから消えているが,ドライバダウンロードページからは入手可能)
- E2-3000シリーズ以降のE-Series APUs with Radeon R2 Graphics(64bit版Windows 10&7)
●Adrenalin 2019 19.3.1が統合するコンポーネント
(※比較対象はRadeon Software Adrenalin Edition 19.2.3)
- Display Driver Package:18.50.27.01
-190302a -339878E -Radeon Software Adrenalin 2019 (←18.50.25.01 -190220a -339583E -Radeon Software Adrenalin 2019) - Radeon Settings:2019.0302.1759.32391(←2019.0220.1532.27963)
- 2D Driver:8.1.1.1634
- Direct3D:9.14.10.01377
- OpenGL:25.20.15000.13547
- OpenCL:10.0.2766.5(←25.20.15025.1002 ※Radeon Software上のバージョン表記に大きな変更があった)
- Mantle:9.1.10.0295
- Mantle API:102400
- Audio Driver:10.0.1.7
- Vulkan Driver:2.0.68
- Vulkan API:1.1.96
●Adrenalin 2019 19.3.1における最適化
(※比較対象はRadeon Software Adrenalin Edition 19.2.3)
- 「デビル メイ クライ 5」に向けた最適化。一例としてRadeon RX Vega 64搭載環境で最大4%
●Adrenalin 2019 19.3.1における新要素
- リリースノートに記載なし
●Adrenalin 2019 19.3.1で解決した問題
- Radeon VII搭載環境でRadeon WattMan設定の変更が適用されないことのある問題
- 2台以上のディスプレイを接続した環境でそのうち1台の電源を落とすと,マウス操作にラグ(lag,遅延)が生じたりシステムの速度低下が生じたりすることのある問題
- Acer製ディスプレイ「KG251Q bmiix」をDisplayPort接続のうえ,垂直リフレッシュレート240Hz設定を行うと,画面に何も表示されなくなることのある問題
- ストアアプリ「映画&テレビ」を開いた状態でHDR表示が有効になったディスプレイへドラッグすると,再生中のビデオが緑色になったりビデオの表示がおかしくなったりすることのある問題
●Adrenalin 2019 19.3.1における既知の問題(※抜粋)
- 「Tom Clancy’s Rainbow Six: Siege」のゲーム中,テクスチャの表示がおかしくなったりテクスチャがちらついたりすることがある
- Radeon Vegaを統合するRyzen搭載環境で,マウスカーソルが表示されなくなったり,マウスカーソルがディスプレイの境界からはみ出たりすることがある-Radeon VII搭載環境でRadeon WattManからメモリクロックの変更を行うと,メモリクロックが800MHzで固定されることがある
- Radeon Overlay上でRadeon WattManの設定を行ったとき,Radeon Overlayを閉じるとその設定が保存されなかったり適用されなかったりする
- Radeon VII搭載環境でRadeon OverlayのPerformanceメトリックおよびRadeon WattManがGPUの挙動を正しく読み取れないことがある
- モバイルもしくはHybrid Graphics構成のPCにおいて,「Chrome」WebブラウザからYouTubeを開き,ビデオの上にマウスカーソルを持っていくと,断続的に緑色のちらつきが発生することがある(※項目冒頭の「モバイル」はよく分からないが,ノートPC向けAPUやGPUのことを指している可能性が高いと考えている。原文は「Some Mobile or Hybrid Graphics system configurations may intermittently experience green flicker when moving the mouse over YouTube™ videos in Chrome web browser.」)
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AMD Software
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デビル メイ クライ 5
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