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エキサイト,オランダ発のMMORPG「The Chronicles of Spellborn」の日本国内サービス権を獲得
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印刷2007/11/09 17:03

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エキサイト,オランダ発のMMORPG「The Chronicles of Spellborn」の日本国内サービス権を獲得

画像集#008のサムネイル/エキサイト,オランダ発のMMORPG「The Chronicles of Spellborn」の日本国内サービス権を獲得
 エキサイトは本日(11月9日),オランダのゲームデベロッパ Spellbornが開発するMMORPG「The Chronicles of Spellborn」(仮称。ザ・クロニクルズ・オブ・スペルボーン。以下,Spellborn)を,日本向けにローカライズし,ゲームサイト「Game.excite」を通じてサービスすることを明らかにした。

 Spellbornは,戦闘システムにTPS風の操作体系を取り入れたファンタジーMMORPG。モンスターやプレイヤーキャラクターをクリックしただけで自動的に攻撃が続く,いわゆる“クリックゲー”とは異なり,マウスで照準を動かして狙いをつける方式が採用されているので,よりアクション性の高い戦闘が行える。つまり,プレイヤーの腕前次第では,自分のキャラクターより高レベルのモンスターを倒すことも可能なのだ。
 またスキルシステムでは,スキルのレベルとキャラクターレベルが比例する仕様なので,同じスキルでもキャラクターの成長度によって,威力や効果が高くなっていくとのこと。

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 なお,以下のような世界観が,本作の背景となっている(リリースより)。

「Dead Spell Storm(デッドスペルストーム)」
古に存在したと言われる“不滅の神殿”。この神殿が、何者かに破壊されると同時に強大なSPELL(魔力)の波動が拡散し、8人のデーモンが存在した世界は瞬く間に滅亡した。「デッドスペルストーム」は、『スペルボーン』の世界を暗黒へと導いた“魔力の渦”であり、無限の大きさをもつ“凶悪な存在”とされている。

「Shard(シャード)」
「デッドスペルストーム」内に流れる古代世界の残骸として、強力な魔力の渦から人々を守っている大陸を「シャード」と呼ぶ。現在、4つの「シャード」が開拓されているが、「デッドスペルストーム」内には、未だ多くの「シャード」が存在すると言われている。プレイヤーは、この「シャード」と呼ばれる大陸の一部から冒険を始め、古代の謎を解き明かすことが目的である。

「Shard Ship(シャードシップ)」〜「シャード」間の移動方法
「シャード」から別の「シャード」に向かうには、「デッドスペルストーム」内を移動しなければいけない。その移動手段が「シャードシップ」の利用である。「シャードシップ」の利用方法は、2つ。高い費用を払って船室を借り安全に航海する方法と、費用は払わず通行人を守る船員となって「シャードシップ」に乗り込む方法がある。


 これまでエキサイトは,「フリフオンライン」「アルティメット学園『乱』」といったMMORPGや,ゴルフゲーム「ショットオンライン」,カートゲーム「カモンベイビー!」などを運営してきたが,これらはすべて韓国で開発されたタイトルだ。
 今回,初めてヨーロッパ(オランダ)で生まれたMMORPGを獲得したわけだが,Spellbornの世界設定や戦闘システムなどから,これまでのカジュアルテイストの強い作品とは異なり,ある程度コアなプレイヤー層の獲得を狙っていることがうかがえる。

 日本では,2008年度内にサービスが開始される予定。ヨーロッパでは月額課金制が採用されることになっているのだが,日本では基本プレイ料金無料のアイテム課金制が予定されている。なおサービスに関する詳細は,後日開かれる発表会で公開される模様だ。

 なお,本作をヨーロッパ地域でサービスするのは,ドイツのFrogster Interactive Pictures。同社の子会社である韓国Frogster Studiosは,同国や日本を含むアジア地域におけるライセンスを所有しており,エキサイトはテクノブラッドの仲介により,Frogster Studiosとライセンス契約を締結した形となる。

 現在ソウルで開催されている「G★2007」の会場内で,Frogster Studiosとエキサイトによる契約調印式が,本日(11月9日)開かれる予定。この調印式には,Frogster Interactive PicturesとSpellbornの経営陣も参加し,本作の紹介や質疑応答などを行うとのことだ。後ほどレポート記事を掲載するので,本作に注目している人は楽しみにしてほしい。

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    スペルボーン

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