リリース
ゲームエンジン「Vision Engine 7」でPhysXが利用可能に
Vision Engine 7 | |||
配信元 | NVIDIA | 配信日 | 2009/03/27 |
<以下,メーカー発表文の内容をそのまま掲載しています>
Trinigy Vision Engine 7に組み込まれる
NVIDIAのPhysXテクノロジは、Trinigyの
Vision Game Engine SDKに不可欠なものとなる
ゲームデベロッパーズ・カンファレンス--カリフォルニア州サンフランシスコ-- 2009年3月26日--NVIDIA(エヌビディア)コーポレーション(本社:米国カリフォルニア州サンタクララ、社長兼CEO:ジェンスン・フアン(Jen-Hsun Huang)、Nasdaq:NVDA)は本日、独立企業で、3Dゲーム開発エンジンの主要なサプライヤであるTrinigyが、現在、同社の最新のVision Engine 7ライセンシーに対して、NVIDIA PhysXテクノロジを組み込んだ、すぐに使えるマルチプラットフォームを提供していると発表しました。
これにより、Trinigyの Vision Engineのライセンシーは、追加料金を払うことなく、Vision SDKライセンスの主要部分として、PC、 Xbox360、PLAYSTATION 3、および任天堂 Wii向けに、NVIDIA PhysXテクノロジを利用することができます。
Trinigyの業務執行社員であるダグ・フロムホルド(Dag Frommhold)氏は、次のように述べています。
「当社の顧客の皆様は、ゲームに現実のような物理効果を加えるために、NVIDIA のPhysXテクノロジを選んでいます。そのため、当社のライセンシーが最先端のフィジックス・テクノロジをPCやコンソールに利用できるようになることを喜んでいます。」
TrinigyのVision Engine 7は、専門的なゲーム開発向けの世界最先端テクノロジの一つです。最近では、世界中でよく知られているUbisoft、Firefly、Take 2、Neowiz、Dreamcatcher、Spellboundといった多くの商業ゲームメーカーに利用され、Vision Engineは、リアルタイムなストラテジ、レーシング、一人称シューティング、ロールプレイングゲーム、多人数参加型オンライン(MMO)ゲームといった幅広いゲームジャンルにおいて用いられていること証明しています。
NVIDIA PhysXテクノロジを使うと、開発者は、剛体力学、衝突判断、布のシミュレーションのような効果を創り出すことができ、また、この効果は、ゲームのプレイ方法やスクリーン上の物語の展開、CPUおよびCUDA対応NVIDIA GPUの処理能力を使うことによる効果の促進に、劇的な変化を与えます。
NVIDIAコンテンツ・アンド・ テクノロジのシニア・バイス・プレジデントであるトニー・タマシ(Tony Tamasi)は、次のように述べています。
「NVIDIAは、2001年からTrinigyとの長く素晴らしいパートナーシップを保っています。PhysXテクノロジとVision Engineの組み合わせにより、開発者は、世界で最も有名なゲームの数々を創り出す、ユニークかつ強力で、革新的なプラットフォームを利用することが可能となります。」
Trinigy Vision Engineに関する詳細情報は、
www.trinigy.net
をご覧ください。
NVIDIA PhysXテクノロジに関する詳細情報は、
http://www.nvidia.com
をご覧ください。
- 関連タイトル:
PhysX
- この記事のURL:
Copyright(C)2008 NVIDIA Corporation