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[CJ 2005]会場で見かけたムービー各種紹介(その1)
遊戯蝸牛網絡技術有限公司が行っていたデモムービー3本をお届けする。
航海世紀は,「大航海時代 Online」のライバルともいうべき作品(?)。
どれもプレイアブルな展示はなかったものの(人が多すぎて細かい解説は中止したらしい),ムービーを見るだけでも大航海時代とは違う部分も見えてくるだろう。すでにサービスが開始されているようだ。
機甲世紀とDark and Lightは,フランスのゲームメーカーと共同で現在開発中のタイトルだ。Dark and Lightは,2003年から開発されているタイトルでまもなくオープンβも始まりそうだ。おそらくは中国展開を含めて共同開発ということになっているものと思われる。純中国産というわけではないが(というかフランス産),ムービーを見ていると,高いところからどこでも飛べていいなあとか,動物に乗っているけど,単なる乗り物じゃなくてブレス吐いて攻撃してるなあとか,微妙に食指をそそられる作品。絵柄的に中国で受けるかどうかは微妙なところだが。
→航海世紀 (BlinkVideo:173MB)
→Dark and Light (AVI:31MB)
→機甲世紀 (AVI:32MB)
広州網易互動娯楽有限公司が開発中の中国武侠モノMMORPGで,残念ながらムービーの展示しかなかった。この作品もは中国産で8月にはクローズドβが始まるという。プレイムービー部分もあったので一部直撮りしてきた。雰囲気だけでも見ておいてほしい。
同じく広州網易互動娯楽有限公司のMMORPGに天下2というのもある。こちらもムービーのみの展示だったので,詳細はまだよく分からない。こちらも雰囲気だけお楽しみいただきたい。
なお,これまでいちいち書いてなかったかもしれないが,China Joyは喧騒に満ちている。2日目,3日目となると少し音量が下がったのか耳が慣れたのかは分からないが,初日の衝撃は凄いものだった。各社ブースでは普通に大きなスピーカーを設置しているのだが,例外なく音が割れている。会場外に出てもしばらく耳が遠くなったままで麻痺してしまう。会場内では,耳元で大きな声で怒鳴らないとなにも聞こえない。同行した4Gamer韓国特派員のKimにいたっては韓国メーカーの人と額を付き合わせて筆談していた。どうせなにも聞こえないなら,耳栓をしていても同じでは? とは思いついたものの,実際に耳栓をしているメーカーの人もいた。このムービーはブース内のクローズドエリアなので,まだ少しはBGMも聞き取れる(かもしれない)。
→大唐Online (MPEG-1:9.2MB)
→大唐Online (Quicktime:10.5MB)
→天下2 (MPEG-1:103MB)
上海唯晶信息科技有限公司が開発したMMORPGのプロモーションムービーである。これを見た某氏は「プレステ2顔」といっていたが,ファイナルファンタジー的ムービーとしかいいようがない。ここだけでなく中国ではFFを手本としたムービーが多いように思われた。まあ中国とはいっても,この会社は台湾にも拠点があるのだが。
会場ではこのプロモムービーの素材とプレイムービーの交じったものを流していたのだが,残念ながらそちらは入手できなかった。今回の取材でもっとも悔やまれることだった。
いったいどの辺がアラビアンナイトなんだとか,ツッコミどころはいろいろあるが,とりあえずプロモムービーを見たあとで「こちら」をご覧いただきたい。これは去年の東京ゲームショウでのこの作品のプロモムービーである。プレイムービー中心なので,ぜひ見比べてお楽しみいただきたい。
→天方夜譚 (BlinkVideo:180MB)
→天方夜譚(TGS2004版) (BlinkVideo:239MB)
封神演義をテーマとしたMMORPGである。右の絵は,壁紙の一部。えーと,この子が持っているのは鞭の先に刃物のついた種類の武器である。鞭ね,鞭。たぶん。
BGMは美少女楽団が演奏していたり,シナリオは美女作家が担当していたり,主題歌は……と,有名人を揃えて大々的に開発しているふしはあるのだが,唯一疑問なのがFlashで作られたデモアニメーション。Flashで作った努力は認めるが,日本のアニメ会社はもっと中国に下請けに出さないとまずいのではないかとよけいな心配をしてしまう。
ゲームは,一応3Dでキャラクターを描いているものの,プレイ感覚としては2Dゲームに近いものがある。
→真・封神直撮りムービー1 (Quicktime:10.1MB)
→真・封神直撮りムービー2 (Quicktime:10.4MB)
→FLASHムービー (FLASH:3.1MB)
これは武侠というより,仙侠をテーマとしたMMORPGだ。蜀山というのは,中国の伝説の地で,自然と一体となることで剣を極めることができるという。一人一剣,一師一徒ということで剣を学ぶらしい。要するに剣を極めた仙の世界だからして,ファンタジーMMORPGの舞台としてはまことに好適である。
江湖OLもそうだが,このゲームの名前も早い者勝ちなのか,かなりおいしいところを持ってきている。
残念ながらプレイアブルな展示はなかったので,ゲーム内容はムービーから推測するしかない。戦闘シーンでは剣技はほとんど見えない。ファンネルとビットが飛び回っているみたいだ。全体的な印象でいうと,個人的には,かなりイケてる気がするのだが? (aueki)
→蜀山Online (AVI:71.5MB)
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