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エレコム,ゲーマー向け多ボタンマウスを1月中旬に発売。有線モデルと有線&無線両対応モデルの2製品
M-H1ULBK |
M-H2DLBK |
M-H1ULBKとM-H2DLBKは,いずれも同じボディ形状を持つ製品だ。サイズ77.6(W)×124.5(D)×41.8(H)mmの筐体に,左右メイン,センタークリック機能付きチルトホイール,ホイール手前×2,右サイド脇×2,左サイド×2のボタンに加え,左サイドの下側にDPI変更用のシーソースイッチを搭載している。
機能面も同様の仕様で,どちらもプロファイルを5つまで内蔵フラッシュメモリに保存できる。マクロも保存可能だが,日本でサービスされているオンラインゲームはほとんどの場合,外部ツールを用いたマクロの利用が規約で禁止されているため,その点は注意が必要だ。
重量はM-H1ULBKはケーブル込みで155g,M-H2DLBKはケーブル込みで185g,ワイヤレス動作時で137g。ワイヤレス動作用のバッテリーを搭載する分,後者のほうが重くなっているものの,それ以前に,ワイヤードモデルがそもそもゲーマー向けマウスとしては重量級である。
接続仕様以外では,搭載するレーザーセンサーが微妙に異なっているのもトピック。M-H1ULBKがトラッキング速度150IPS,最大加速度30G,トラッキング解像度最大5310DPIなのに対して,M-H2DLBKは順に150IPS,50G,最大5600DPIというスペックになっている。
製品情報ページでは,いずれもセンサースペックからFPS向けが謳われているのだが,激しくマウスを動かすには重い重量や,FPSにおいて多ボタンを使うシーンがどれほどあるのかを考えると,どちらかというとMMORPG向けのように思える。
さらにいえば,ワイヤードモデルで約1万円,ワイヤレス対応モデルで約1万5000円という価格も気になるところ。いずれも,ゲーマー向けマウスの中でも高価な製品であり,かなり人を選ぶことになるだろう。
●M-H1ULBKの主なスペック
- 基本仕様:レーザーセンサー搭載ワイヤードタイプ
- ボタン:左右メイン,センタークリック機能付きチルトホイール,ホイール手前×2,右サイド脇×2,左サイド×2,左サイドスイッチ×1
- トラッキング速度:150IPS
- 最大加速度:30G
- 画像処理能力:未公開
- フレームレート:未公開
- トラッキング解像度:90〜5310DPI
- レポートレート:1000Hz
- リフトオフディスタンス:未公開
- データ転送フォーマット:未公開
- 本体サイズ:77.6(W)×124.5(D)×41.8(H)mm
- 重量:155g(ケーブル重量含む)
- マウスソール:テフロン
- ケーブル長:約1.8m
- 対応OS:Windows 7/Vista/XP
- 発売日:2012年1月中旬
- 価格:9870円(税込)
●M-H2DLBKの主なスペック
- 基本仕様:レーザーセンサー搭載ワイヤード,ワイヤレス両対応タイプ
- ボタン:左右メイン,センタークリック機能付きチルトホイール,ホイール手前×2,右サイド脇×2,左サイド×2,左サイドスイッチ×1
- トラッキング速度:150IPS
- 最大加速度:50G
- 画像処理能力:未公開
- フレームレート:未公開
- トラッキング解像度:100〜5600DPI
- レポートレート:1000Hz
- リフトオフディスタンス:未公開
- 無線周波数帯:2.4GHz
- 無線伝達距離:約8m(スチール机などで使用する場合は約2.5m)
- バッテリー駆動時間:30時間(連続使用時)
- バッテリー仕様:リチウムイオンバッテリー
- データ転送フォーマット:未公開
- 本体サイズ:77.6(W)×124.5(D)×41.8(H)mm
- 重量:185g(ケーブル重量含む。ケーブルなしでは137g)
- マウスソール:テフロン
- ケーブル長:約1.8m
- 対応OS:Windows 7/Vista/XP
- 発売日:2012年1月中旬
- 価格:1万5435円(税込)
「M-H1ULBK」製品情報ページ
「M-H2DLBK」製品情報ページ
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