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Razer初のPCケース「Tomahawk Elite」は天板自動開閉システムと跳ね上がる側面ガラスパネルを搭載
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印刷2019/01/09 19:34

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Razer初のPCケース「Tomahawk Elite」は天板自動開閉システムと跳ね上がる側面ガラスパネルを搭載

 CES 2019で初の液晶ディスプレイ製品「Razer Raptor」を発表披露したRazerだが,サードパーティとのコラボモデルを除けば初のPCケース「Razer Tomahawk Elite」(以下,Tomahawk Elite)もブースで披露していた。

アクリルケースの中に入っているため写真がイマイチで申し訳ないが,Tomahawk Elite。左右側面パネルを全開に跳ね上げた状態での展示となっていた。詳細は後ほど
画像集 No.002のサムネイル画像 / Razer初のPCケース「Tomahawk Elite」は天板自動開閉システムと跳ね上がる側面ガラスパネルを搭載

 ミドルタワー筐体のTomahawk Eliteだが,左右側面と天面はグレーで着色された強化ガラスになっている。このうち天面のガラスパネルは油圧式になっており,筐体内部の温度が上がると自動的にせり上がって,排気を促進する仕様になっているという。

天板自動せり上がりシステムのイメージ
画像集 No.004のサムネイル画像 / Razer初のPCケース「Tomahawk Elite」は天板自動開閉システムと跳ね上がる側面ガラスパネルを搭載

 筐体内ではマザーボードをいわゆる倒立構造で搭載しており,標準搭載となるEKWB(EK Waterblocks)製のカスタム液冷クーラーを組み合わせることで,高い冷却能力を発揮できるそうだ。

倒立構造のマザーボードとEKWB製液冷クーラー。クーラーは見本でなく標準装備という
画像集 No.003のサムネイル画像 / Razer初のPCケース「Tomahawk Elite」は天板自動開閉システムと跳ね上がる側面ガラスパネルを搭載

 冒頭で紹介した「跳ね上がる左右ガラスパネル」ぶには左右それぞれ2本のガスピストンヒンジを搭載しており,これにより,内部コンポーネントへのアクセスしやすさを確保しているとのことである。

跳ね上がりのイメージ。これを見てから冒頭の写真を見てもらうと実際の構造が分かりやすいと思う
画像集 No.005のサムネイル画像 / Razer初のPCケース「Tomahawk Elite」は天板自動開閉システムと跳ね上がる側面ガラスパネルを搭載

 搭載するドライブベイは2.5インチ互換のものが4つだけというイマドキの仕様で,3.5インチドライブベイは持たない(※5インチベイはもちろんない)が,ここまで紹介したギミックだけで「欲しい」と言う人はいそうだ。

画像集 No.006のサムネイル画像 / Razer初のPCケース「Tomahawk Elite」は天板自動開閉システムと跳ね上がる側面ガラスパネルを搭載
本体正面向かって左側面,前方寄りのところにドライブベイがある
画像集 No.007のサムネイル画像 / Razer初のPCケース「Tomahawk Elite」は天板自動開閉システムと跳ね上がる側面ガラスパネルを搭載
こちらは本体背面側から見たイメージ。電源ユニットは底面配置だ

 現在のところ価格は未定。どう見ても安くなるとは思えないものの,幾らくらいになるのか,そしてそもそも日本市場に登場するのかも含めて,続報に期待したい。


RazerのTomahawk Elite製品情報ページ



よりシンプルな“無印”モデルも


 なお,Razerのブースで見つけることはできなかったが,製品情報ページによれば,RazerはTomahawk Eliteの下位モデルとなる「Razer Tomahawk」(以下,Tomahawk無印)も準備しているようだ。

Tomahawk無印。Tomahawk Eliteの筐体サイズは未公開だが,こちらは219(W)×443(D)×475(H)mmと明らかになっている
画像集 No.008のサムネイル画像 / Razer初のPCケース「Tomahawk Elite」は天板自動開閉システムと跳ね上がる側面ガラスパネルを搭載

 公開になっている製品画像を見る限り,天面はガラスでなくパンチ穴付きの金属板となり,側面のガラスパネルは手回しビスによる固定式となり,マザーボードも倒立構造でなくなっているという,けっこう「普通」なPCケースに仕上がっているようである。
 「Razer Chroma」対応の床を照らすLEDイルミネーションを搭載するので,その点はRazerらしいが。

画像集 No.009のサムネイル画像 / Razer初のPCケース「Tomahawk Elite」は天板自動開閉システムと跳ね上がる側面ガラスパネルを搭載

 こちらはドライブベイとして2.5インチ×2,3.5インチ×2なので,コスト重視でRazer製PCケースを探している人の選択肢になるかもしれない。

本体正面向かって左側面のガラスパネルを開けた状態で側面から。この画像だとドライブベイは見えない
画像集 No.010のサムネイル画像 / Razer初のPCケース「Tomahawk Elite」は天板自動開閉システムと跳ね上がる側面ガラスパネルを搭載

RazerのTomahawk無印製品情報ページ

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