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「With Your Destiny II」GMインタビュー:日本語版登場から1年の節目。韓国語版に追いつくべく行われる数々のアップデートと,韓国トッププレイヤーとの日韓戦に向けて
登場から1年の節目を迎えた日本語版の同作では,先日お伝えした「日本VS 韓国 最強WYD 決定戦」を筆頭に,さまざまなイベント/アップデートが行われる予定となっており,今後,さらに盛り上がっていきそうな気配がある。
そこで今回は,日本展開2年目を迎える同作の「今まで」と「これから」について,ハンビットユビキタスエンターテインメント GMチームリーダーの唐津努(GMツトム)氏に話を聞いてみた。WYD2プレイヤー必見の興味深い内容となっているので,ぜひ目を通してほしい。
■アットホームな雰囲気が漂う対人戦特化型MMORPG?
日本語版のお披露目から1年を迎えたWYD2ですが,現在,同作はどのような層にプレイされているMMORPGなのでしょうか。
GMツトム氏:
対人戦の要素が強いタイトルなので,同様の特徴を備えるほかのMMORPGのように,20代から30代までの男性が目立ちますね。しかし,高校生や,女性プレイヤーも意外と多く,社会人中心のギルドだけでなく,高校生や,女性中心のギルドといったゲーム内コミュニティも生まれています。
女性プレイヤーに関しては,ポエマ(女性タイプの魔法系キャラクタークラス)を使用している人がとくに多いですね。高レベルキャラクターの中にも,女性プレイヤーがかなり含まれていますよ。
4Gamer:
PvPに重きの置かれたMMORPGで女性プレイヤーが多いというのも,珍しいですね。PvPを目的としたMMORPGというと,ちょっと殺伐としたイメージがあると思うのですが,実際の雰囲気はどのような感じなんでしょうか。
GMツトム氏:
そんなに殺伐とした雰囲気はないですね。プレイヤー同士の交流も,オンライン/オフラインを問わず,盛んに行われているようです。
例えば,東京在住のプレイヤーが,大阪在住のプレイヤーに会いに行って,オフ会をしたという話も聞きますし,私個人の体験としては,現役プロボクサーのプレイヤーから,デビュー戦観戦に誘われたことがあります(笑)。
4Gamer:
それは面白い体験ですね(笑)。GMツトムさんは,WYD2の“名物GM”としてプレイヤーに認知されているそうですが,ゲーム内には頻繁に出没しているんですか?
GMツトム氏:
ええ,最近では「GMツトム」というキャラクターで歩いていても,気軽に声をかけてもらえるようになりました。GMという業務にはさまざまな役割があるので,すべてのGMがそうだというわけではないのですが,GMツトムに関しては,「プレイヤーと運営元の中間の存在」という立ち位置で,プレイヤーさんと接しています。
4Gamer:
GMに気軽に声がかけられるMMORPGというのは,まだまだ多くはないですよね。運営元の人間として,プレイヤーと直接することは,予想以上に難しいと思いますし。
GMツトム氏:
こちらも気軽に受け答えをしているので,例えば「特定のギルドとつながりがあるんじゃないか」などと,面白半分で噂を流されることもありますが,当然そんなことはできません。
声をかけてくれた人には,基本的にすべて返事をしているんですよ。それで,プレイヤーさんからも,「リアルで集まるから,来てください」なんて誘われることもあるんですが,さすがに個人で参加するわけにはいきませんしね。
とはいえ,せっかくなので何かしたい。そこでこの度,我々運営元が,プレイヤーさんとオフラインで会って,ざっくばらんに話し合う「リアル座談会」の開催を企画したんです。
ほかにもゲーム外コミュニティの活動も支援していきたいという意味を込めて,先日公式サイトのリニューアルを行いました。そこでは,ファンサイトの登録や,ギルドの紹介なんかもできるようになっているので,コミュニティの輪をどんどん広げていってもらいたいですね。
4Gamer:
そういった運営側の努力が,WYD2を中心とするコミュニティの活性化につながっているんでしょうね。ところで,その座談会には,先ほどの話に出てきたプロボクサーの方もいらっしゃるんですか?
GMツトム:
それについてはまだ分かりませんが,先ほど言ったように,WYD2には女性プレイヤーも多くて,クラストップレベルのプレイヤーなどにも女性が結構いるんです。そういったプレイヤーさんが,座談会に来てくれると聞いていますよ。あと,親子でプレイしている人など,さまざまな層のプレイヤーさんが参加してくれるようなので,かなり面白い座談会になりそうです。
4Gmaer:
親子ですか(笑)。お父さんと息子で,お互いサポートし合いながらプレイしてるんですかね。
GMツトム氏:
PCを2台並べて,親子でプレイしてるみたいですよ。息子に「そこは違うっ!」とか言われて,盛り上がっているみたいです(笑)。
■対人戦の頂点を目指す「日本VS 韓国 最強WYD 決定戦」が実施に
そういえば,近々なにやら大きな発表があると聞いたのですが,どのようなことを予定しているのでしょうか(編注:「日本VS 韓国 最強WYD 決定戦」実施の発表以前にインタビューが行われました)。
GMツトム氏:
いくつか予定していることがあるのですが,まず最も大きなものとしては,「日韓戦」を予定しています。日本で代表チームを決める予選大会を行って,最終的には,日本代表チームが韓国へ乗り込み,韓国のトッププレイヤーと対戦するという内容です。
4Gamer:
おお,それはまた大規模なイベントですね。
GMツトム氏:
11月28日に,日韓戦特設サイトをオープンします。そこで,12月24日まで出場チームの参加受け付けをして,1月6日から予選を行います。
その後,2007年の2月頃,優勝チームと共に韓国へ乗り込んでいって,あちらのトップチームの方々と日韓戦をすることになります。韓国にある,そういったオフラインイベント専用の会場で開催されるので,かなり大規模なイベントになりそうです。
日本で行う予選大会でも,決勝戦に関しては,どこかの会場を押さえて実施するかもしれません。
4Gamer:
WYD2は対人戦特化型のMMORPGだし,日韓戦は盛り上がりそうですねぇ。ところで,この日韓戦は,プレイヤー個人のマイキャラクターで参加できるんですか?
GMツトム氏:
日本代表決定戦では,レベル256以上のマイキャラクターを使うことができます。日韓戦本戦については,専用サーバーに同一レベルのキャラクターと各種装備品,一定のゴールドを用意し,プレイヤーは職業やステータス,装備品などを選択して戦うといったスタイルになります。日本と韓国の間に3年間もの差があることを考慮し,戦術とテクニックの勝負になるようなルールにしました。
4Gamer:
レベル256ですか。最近始めたプレイヤーにとってはちょっと手が出ないところですね。
GMツトム氏:
それが大丈夫なんですね(笑)。レベル256までは,チュートリアル感覚で短期間にレベルアップできるようになっています。今の状況では,大体1か月間,毎日2〜3時間程度プレイしていただければ,到達できるのではないかと思います。ただ,そこからレベル300までには半年,その先のレベル330程度まで上げるのにさらに半年,といったゲームバランスなので,上を目指そうと思ったら結構大変なのですが……。ともあれ,レベル256まではチュートリアル感覚で短期間に上げられるようになっていると思います。
4Gamer:
取得経験値2倍アイテムなんかも,モンスターがドロップするし,今からプレイし始めても,がんばればいける……かも?
GMツトム氏:
はい。さらに12月の週末限定ですが,アイテムを使用しなくても,取得経験値が2倍になるキャンペーンを行います。このとき,普段手に入る取得経験値2倍アイテムを使用すれば,計4倍の経験値が獲得できるようになります。
なので,仮にこれから始める人でも,ちょっとがんばれば十分クリアできてしまうような条件なんですよ。既存のプレイヤーであれば,ほぼ問題なくクリアできる条件でしょうね。
4Gamer:
1か月程度でレベル256のキャラクターが作れる可能性があるというのも驚きですね。ちなみに,日韓戦のルールはどうなっているのでしょうか。
GMツトム氏:
ルールは,4人対4人のチーム戦になります。4人というのは,基本的なクラスが4種類なのできりがいいですし,戦術手腕を競い合うという意味でも,いたずらに人数を増やしたくはなかったんですよ。
日本代表決定戦では,レベル256〜299のキャラクターは,対戦の段階でレベル300まで引き上げるので,クラスの組み合わせと腕次第で,強いチームとも対等に渡り合えると思います。
このように,参加のハードルは低く設定していますので,ちょっとした韓国旅行を狙う感覚で,気軽に参加してもらえれば幸いです。
■ゲーム内コンテンツも順調に拡充
ゲーム内の話も聞かせてください。まず今後のアップデート予定を,可能な範囲で教えていただけると……。
GMツトム氏:
日本では,一般キャラクターから伝神(高レベルキャラクター向けの転生システム)キャラクターに移行しつつある段階ですが,韓国では,伝神キャラクターに移行してから,さらに転職まで終わっているプレイヤーが多数いるときいています。まずは,この差を早く埋められるようにしていきたいと考えています。
具体的には,日本独自の仕様として,もう少しレベルを上げやすくする仕組みの導入を検討しています。今でも,従来のMMORPGと比べればかなりやさしい仕様なんですが,WYD2本来の魅力を味わってもらうには,やはりレベルを上げてもらうことが大事。そのために,色々と検討していこうと思っています。
4Gamer:
確かに,PvPだとレベル差の影響が大きいですからね。韓国版と同程度のバージョンまで引き上げられれば,PvPもさらに盛り上がりそうですし。
GMツトム氏:
実は,今後のアップデートで稼働させたいクエストは,すでにサーバーには実装してあるんですよ。それは通常のクエストとは違って,ダンジョンであるアイテムを手に入れ,それを使うと,経験値と引き換えに自分の能力を伸ばすことができるというものなんです。同じレベルでも,そのクエストを行っているキャラクターは,HPが多かったり,攻撃力が高かったりと,特徴が出せるわけです。
4Gamer:
そのクエストはいつ頃楽しめるようになるんでしょうか。
GMツトム氏:
このクエストは,今のところレベル355から受けられる予定になっています。ですが,日本のプレイヤーさんはそこまで育ってないので,いつ頃,というのは断言できないんですよ。
ただ,先ほども言ったように,すでにサーバーには実装済みなので,プレイヤーさんのレベルさえ上がってくれば,いつでも開放可能です。今の状況を鑑みると,プレイヤーさんがそこまでたどり着くのに,あと3か月くらいはかかるかもしれませんが……。
12月の経験値アップキャンペーン期間を有効に使って,ぜひレベル上げに励んでほしいところですね。
4Gamer:
PvPを積極的に楽しんでいる人にとっては,大きな意味のあるクエストになりそうですね。そのほかには,なにか新要素はありますか?
GMツトム:
新衣装「バルキリー」は,プレイヤーからの注目度が高いと思います。
4Gamer:
写真を見せてもらいましたが,これはまた露出度の高いメイド風の衣装ですねぇ。
GMツトム氏:
数か月前に,バルキリーという衣装名とデザインを,韓国の開発サイドに送ってみたんです。そうしたら,「これはWYD2のイメージを壊しそうだけど,面白いから実装しよう」ということになったようで(笑)。WYD2は,韓国では4年もサービスが続いているから,そろそろマンネリ化しているんだそうです。だからかえって,このようなアイデアは新鮮に映るのかもしれませんね。
4Gamer:
「イメージを壊しそうだから面白い」という考え方が,ある意味一番面白いですね……。
GMツトム氏:
日本では,髪の色や衣装のバリエーションが豊かであることがウリになりますが,韓国では,基本的に実用性の高いアイテムに人気が集中するみたいですね。なので,アバター性に関連したアイデアというのは,結構ありがたがられます。
4Gamer:
バルキリーは,装備の上に着られるコスチュームなんですか?
GMツトム氏:
いえ,これはれっきとした装備なんです。強化はできないようになっているので,金色に光りません(笑)。本当は,装備の上に着られるようにしたかったんですが,そうすると実装が難しいとのことだったので,とりあえず今回のような形で開発してもらっています。
4Gamer:
バルキリーという名前からも想像できますが,これは女性キャラクター用装備ですよね。男性用はないんですか?
GMツトム氏:
今回はバルキリーのみなので,残念ながら男性用はありません。本当は男性用の装備も考えたんですけど,「お相撲さんの衣装」とかは却下されました(笑)。
4Gamer:
それは装備というか,ほとんど裸じゃないですか(笑)。
GMツトム氏:
ともあれ,衣装や装備のデザインをプレイヤーから募集するような企画も,今後行っていきたいですね。
ほかには,ギルドメンバーのログイン状態などを確認できる機能の実装を望む声が多いのですが,それに関しては開発元に報告済みで,近々実装されるとのことです。
韓国では,コミュニティ関連の機能があまり重要に思われていないようなんですが,日本では「あって当たり前」な感じのする機能ですし,要望が通って安心しています。
4Gamer:
日本と韓国では,運営スタイルやトレンドがかなり異なりますし,アイデアの積極的な提案は重要ですね。そのほかに何か実装予定のものはありますか?
GMツトム氏:
はい。傭兵システムというものを開発中です。すでに実装されているマウント(乗り物)の効果は,防御力アップが基本なんですが,傭兵を連れていれば,攻撃力アップの効果が得られます。まだ実際に動いているものは見ていないのですが,マウントに乗ったプレイヤーキャラクターの横に,人型のNPCが付き従う形になりそうです。
4Gamer:
なるほど,ビジュアル的には「騎士と従者」といった感じのイメージですね。傭兵は,敵を直接攻撃したり,ペットのように成長したりするんですか?
GMツトム氏:
まだ開発中の仕様なので,詳細については説明できないのですが,多くのプレイヤーに納得してもらえるシステムになると思います。楽しみにしていてください。
また,WYD2全体の話として,もう一つ大きな変更があります。現在のサーバー構成は,一つのサーバーに三つのチャンネルが存在しているんですが,この三つのチャンネルをそれぞれの「国」と見なし,チャンネル間の戦争が楽しめるようになる予定です。
おお,WYD2に,新たなRvRモードが追加されるんですか。
GMツトム氏:
開発中の仕様なので変更されるかもしれませんが,それぞれのチャンネルで,城持ちギルドが,別のチャンネルの城持ちギルドと戦って,国(チャンネル)の所有権を争うような感じになるようです。戦争に興味のないプレイヤーも,所属しているチャンネルから恩恵が受けられるし,チャンネルを統括しているギルドは,チャンネルに所属しているプレイヤーが稼いだ経験値に応じて,税収が得られると聞いています。
4Gamer:
つまり城持ちギルドが,プレイヤーにとって居心地のいい環境を作れば,ギルドにも大きな恩恵が還ってくるというわけですね。
GMツトム氏:
そうです。ちなみに,そのチャンネルを持っているギルドは,税収で得た資金を女神(仮称)に投資することで,そのチャンネルのアイテムドロップ率を上昇させることができます。
チャンネル争奪戦で勝利することは,一部のプレイヤーだけでなく,チャンネルの住人すべてにメリットが発生するというわけです。
4Gamer:
チャンネル住人が快適に経験値稼ぎができるよう,ドロップ率を上昇させたり,悪質なPKを討伐したりするような施策が期待されますね。
ところで,チャンネルの住人として登録するには,具体的にどうすればいいんですか?
GMツトム氏:
プレイヤーキャラクターは,その国(チャンネル)へ登録することで,市民となります。ただ,所属チャンネルは自由に変更できるので,より良い環境のチャンネルに,いつでも移住可能です。
4Gamer:
なるほど。これは城を持つ側もチャンネルに所属するプレイヤーにとっても,興味深い仕様になりそうですね。
GMツトム氏:
はい。対人戦の面白さには定評のあるWYD2ですが,その魅力がさらに増すので,期待していてください。
また,それ以外の新要素としては,ボスモンスターが追加される予定です。しかも,これまでのように一人で倒せるようなボスモンスターではなく,パーティやギルド単位で討伐しなければならないような,いわゆるレイドボスになる予定です。。
4Gamer:
PvPだけでなく,PvEの面でもコンテンツが拡充されるわけですか。WYD2にも,あまり戦争が好きではない人達がいるでしょうし,そういった意味では嬉しい新要素ですね。
そういえば,最近Non-PKサーバーが設置されましたが,これはプレイヤーからの要望が多かったものなのですか?
GMツトム氏:
そうです。非常に多くの要望がありまして,低レベルプレイヤーが経験値を稼いでいるところへ,高レベルプレイヤーが突然現れて,襲いかかってくる。しかも,倒されたほうは経験値を失い,倒したほうは経験値が得られる仕様なので,頻繁にそういったことが起こると,笑いごとではなくなる場合もあるんですよ。
4Gamer:
新規プレイヤーがそういう目に遭ったら,ゲームとはいえ,かなりのストレスを受けるでしょうね。
GMツトム氏:
ええ。そんな殺伐とした雰囲気が大好きだという人も大勢いるんですが,一方で嫌だという意見も多く寄せられました。それなら新しく,PKできないサーバーを作ってしまえ! と(笑)。
4Gamer:
新規プレイヤーや,PKそのものが苦手なプレイヤーにとっては,非常にありがたいサーバーでしょうね。プレイヤーからはさまざまな要望が,絶え間なく届くでしょうが,それをベターな形で実現できるよう,今後もがんばってください。
それでは最後に,読者に向けて,またWYD2プレイヤーに向けてメッセージをお願いします。
GMツトム氏:
WYD2は,ギルド戦に参加できるようになれば,急激に面白くなるタイトルです。ある意味,ギルド戦に参加して,初めてWYD2を楽しんだといえるほどなので,ぜひレベルを上げて,ギルド戦などに参加してもらいたいと思います。
我々も,コミュニティやギルド戦へ気軽に参加できるよう,ウェルカムな雰囲気をさらに盛り上げていきますので,新規プレイヤー予備軍の人も,ぜひご期待ください。
4Gamer:
本日はありがとうございました。
対人戦特化型MMORPGには,さもすれば殺伐とした雰囲気が漂いがちだが,WYD2は意外なことに,アットホームな雰囲気をもったタイトルに育ってきているように思える。プレイヤーとしても,GMツトム氏をはじめとする運営側の姿勢を通じて,WYD2をより楽しいタイトルにしようという努力が伝わってきているのではないだろうか。
また今後,運営側が実際のプレイヤーを招いて行う「リアル座談会」や,大規模な対人戦イベント「日本VS 韓国 最強WYD 決定戦」も開催される予定となっている。そういったイベントについても,4Gamerでは随時レポートしていく予定なので,プレイヤーならずとも楽しみにしていてほしい。(ライター:岡村淳司)
- 関連タイトル:
WYD: EPISODE II
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