プレイレポート
「サドンアタック」に「インビジブルモード」が登場。透明化するREDチームと,それを迎撃するBLUEチームの熱い戦いを先行体験してきた
また記事の後半では,インビジブルモードの楽しみ方について,サドンアタック有名プレイヤーのMatcha選手とKaminage選手へのインタビューも掲載している。
インビジブルモードは,爆破ミッションのルールを踏襲しつつ,REDチームのプレイヤーの姿が,対戦相手のBLUEチームのプレイヤーから見えなくなるという内容だ。REDチームのプレイヤーは,立ち止まると次第に透明度が増していき,それがMAXになると完全にBLUEチームのプレイヤーから見えなくなってしまう。
逆に,走る,攻撃する,敵の弾に当たる,C4爆弾を設置するといった行動でで透明度が下がり,姿が見えてしまう。ただし[Shift]キーを押しながら移動する歩行であれば,透明度は保たれるので,いかに透明のまま活動するかがポイントだ。
REDチームのとき,自分の透明度がどうなっているかについては,画面上部中央に表示される「CLOAKING」ゲージで確認できる。
CLOAKINGゲージがゼロの状態だと,透明度が最大となり,敵からも味方からも姿が見えなくなる |
走ってしまうとゲージが溜まり,姿も徐々に見えるようになってしまう |
もう1つの特徴は,REDチームのプレイヤーがナイフ以外の武器を使えなくなっているところだ。正面から戦っては,銃を持ったBLUEチームに太刀打ちできないので,REDチームは透明化して忍び寄り,ナイフで一気に倒すというわけである。
ちなみに,いくら透明といっても,近くにいるとその息づかいは聞こえるようになっている。BLUEチームは聴覚を頼りに,見えない敵を撃つことになるのだ。
透明化したREDチームの息づかいは,距離が近づくにつれて段階的に大きく聞こえるようになっている。この距離ではまったく聞こえない |
この距離で初めて息づかいが聞こえるようになった。一連のスクリーンショットでは,検証のため,息づかいが大きくなるごとに敢えて姿を現してもらっている |
息づかいが1段階大きくなる距離 |
さらに息づかいが大きくなった |
またREDチームには,BLUEチームのプレイヤーに当たるとメイン武器をドロップさせ,かつ2秒間,動きを鈍化させる効果を持つ「ショック手榴弾」が支給される。こちらは1ゲーム中,1回しか使用できないので,使いどころを考える必要があるだろう。
インビジブルモードで選択できるマップは,「第3補給倉庫」と「プロバンス」の2つ(プロバンスは3月19日実装予定)。いずれも人気の高いマップで,すでに研究し尽くされ,戦術や攻略法が確立しているマップだが,インビジブルモードでは,これまでの常識が通用するとは限らない。
実際にBLUEチームでプレイしてみると分かるのだが,敵の姿が見えないというのは,通常モードとかなり勝手が違う。有効な戦術としては,敵の息づかいが聞こえたら周囲に弾幕を張って,敵の接近を防ぎ,うまく弾が当たって敵の姿が見えたところを集中して攻撃する,というものが考えられる。しかし,これはこれで,銃のリロード時に接近され,倒されてしまったりするのが難しいところだ。 そのため,BLUEチームのプレイヤーは,REDチームの狙うC4爆弾設置ポイント付近に集まり,互いにカバーをしあうことになる。そのプレイの様子は,息づかいがだけが聞こえる空間で,見えない敵に向かって複数のプレイヤーが弾幕を張るという形になり,まるでホラー映画の一幕のようだ。
一方,REDチームでプレイする場合は,透明度を保つために歩きながら移動するのが基本となる。もちろん,敵のいないところでは走ってもいいのだが,一度可視化してしまうと完全に透明になるまでに若干の時間が必要なので,そのぶん気をつけなければならない。
またREDチームは,BLUEチームのプレイヤーの背後を狙うことになるが,どこから攻めるか,どこに隠れて待ち伏せするかなどが大きなポイントとなる。通常モードにおける戦術と同じルートをたどっていたのでは,簡単にBLUEチームに発見されてしまう恐れがあるからだ。
例えばC4爆弾設置後,爆弾を解除しようと近づく敵の背後を狙おうと考えるのは当たり前だが,BLUEチームも考えることは同じはず。REDチームのプレイヤーが隠れていそうな場所に弾幕を張ったり,あるいは爆弾を解除するプレイヤーをカバーするために,プレイヤーをもう1人配置したりといった策を巡らせてくるので,一筋縄ではいかないだろう。そのぶん,うまく背後を取って敵を倒したときの快感は相当なものになる。
C4爆弾設置時は,透明化が解除されてしまうので,周囲にBLUEチームのプレイヤーがいないことを確認する必要がある |
ルールの性質上,爆弾設置ポイントの周囲で熾烈な攻防が繰り広げられる。裏の裏まで読むくらいの慎重さが必要かもしれない |
まとめると,インビジブルモードは,通常モードとはひと味違う駆け引きを必要とするプレイモードと言える。バランスに配慮してあるとは言え,変則的なルールなので,ガチで勝負を付けたいというケースには不向きかもしれないが,初心者とベテランが混じって一緒にプレイしたり,あるいは息抜きのために仲間内でワイワイとプレイしたりするには向いているのではないだろうか。
最後に,メディア向け体験会に参加したMatcha選手とKaminage選手に,インビジブルモードをプレイしてみての感想などを聞いた模様を,以下に掲載しよう。
──インビジブルモードをプレイしてみて,いかがでしたか?
Matcha選手:
「サドンアタック」の中では,友達とワイワイ遊ぶのに一番適したモードなんじゃないかと感じました。とくに,ネットカフェ大会の「SANCC」(Sudden Attack NetCafe Cup)でやると面白いんじゃないかと。
Kaminage選手:
僕やMatcha君は,普段,デスマッチや爆破ミッションしかやらないんですけれど,そういう人間でも気軽にプレイできて面白いですね。
──REDチームは透明化できますが,バランスはどう感じましたか?
Kaminage選手:
最初はREDチームが有利だと思っていたんですが,BLUEチームでもちゃんと音を聞けば相手の位置が分かるので,十分楽しめます。
──息づかいで透明化した敵の位置が分かるものなんですか?
Kaminage選手:
ええ。敵の位置の左右前後で,微妙に息づかいの聞こえ方が違うんです。それを聞き分けて撃ってみて,当たったらラッキーみたいな。
Matcha選手:
Kaminage君はちょっとおかしいですよ。僕には全然分からなかった(笑)。
Kaminage選手:
ヘッドホンの性能にもよるかもしれません。インビジブルモードでは,ヘッドホン必須ですね。
──これからインビジブルモードをプレイする人のために,コツや留意すべきポイントを教えてください。
Kaminage選手:
BLUEチームは,まず音に注意することが大事です。また弾を惜しまず,敵がいそうなところをとにかく撃つといいんじゃないでしょうか。
Matcha選手:
僕は,BLUEチームの場合,弾は大事にした方がいいと思います。とくにリロード時には,敵から距離を詰められる恐れがありますから。逆にREDチームは,相手が何発撃ったかちゃんと聞いておいて,リロード時を狙って倒すといいんじゃないでしょうか。
ともあれ,REDチームでもBLUEチームでも音を聞くことは重要ですね。
Kaminage選手:
またREDチームは,[Ctrl]キーを使った,しゃがみ移動が有効です。姿が小さくなるぶん,弾が当たりにくくなりますから。
──REDチームはショック手榴弾を使えますけれども,うまく使うタイミングなどはありますか?
Kaminage選手:
当たっても,落とすのはメイン武器だけなので,実はあまり使いどころがないんですよね……。慣れてくると,ショック手榴弾が飛んできた瞬間にうまく武器を持ち替えるという対策が取れてしまうので。
Matcha選手:
今回は試せなかったのですが,大人数でプレイするときは,1人が突っ込んでいく後ろからショック手榴弾を投げて援護するという連携プレイができるかもしれません。
あとは距離があるけれども,ゆっくりしていると撃たれそうなときに,とりあえず敵に向かって投げてから走って逃げるとか。
──REDチームはどこにいると見つかりにくいでしょうか? 角に隠れていると,わりと見つかりやすい印象でしたが。
Matcha選手:
中途半端なところだといいんですかね(笑)。通常モードに慣れているプレイヤーほど,いつもと同じところを見ちゃいますから。壁と敵のいるところの中間とか,敵が1回撃ったところに移動するのもいいかもしれません。心理的に,一度撃ってみたところを,もう一度撃とうとは,あまりしませんから。それを繰り返せば,うまいこといくかもしれませんよ。
──BLUEチームは,ショットガンを使うと有利になりそうですか?
Kaminage選手:
立ち回り次第でしょうね。ショットガンは距離を取られると,威力が弱まりますから。
──何か有用な武器はありますか?
Matcha選手:
ハンドガンやサブマシンガンは足が速いので,ナイフから逃げるにはいいかもしれません。
Kaminage選手:
スナイパーライフルは,第3補給倉庫のBロングで後ろを取ったときに有効でした。あそこはREDチームが油断しやすいポイントで,皆,走るから後ろから丸見えになるんですよ。
──そのほか,インビジブルモードをプレイして気づいたことはありますか?
Kaminage選手:
インビジブルモードをプレイすると獲得できる功績が追加されていたので,そのためにやり込むプレイヤーも多いと思います。功績の称号は,「亡霊」「ファントム」「透明人間」を確認しました。
Matcha選手:
通常モードでのプレイのうまさは,あまり関係ないですね。本当に皆でワイワイとプレイして,「アイツの空間把握能力はスゲーな」とか言い合うと面白いと思いますよ。
──そういう意味では,ゲーム実況に向いていると言えそうですね。
Matcha選手:
そうですね。僕はニコニコ生放送で実況プレイをするとき,絶対に視聴者の皆さんとは対戦しないようにしているんですが,インビジブルモードなら一緒に遊んでもいいかも。
──それではインビジブルモードに期待している人に向けて,メッセージをお願いします。
Matcha選手:
ワイワイ遊べるモードなので,ぜひ皆で一緒に遊びましょう!
Kaminage選手:
皆さんより先に触ってしまいましたから,このモードで僕に勝てる人はいないと思っています(笑)。まあ皆さん,楽しくやりましょう!
──ありがとうございました。
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