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[GC 2006#46]「World of Warcraft:The Burning Crusade」後も,王座は安泰?
さて今回のイベントでは,前後15台ずつ合計30台が並べられた試遊台で,誰もが15分ずつ本作をプレイできるようになっている。拡張パックで追加されるホードのブラッドエルフと,アライアンスのドレイネイ(Draenei)の2種族を含む複数のキャラクターが用意され,全員でレイドパーティを組織して一つの屋外マップで暴れまわるという形式になっていた。
ちなみに,30人でもまだ多く,実際には15人から20人規模のパーティのインスタンスエリアになるとのことだ。
PvPには,ほかにもいくつかの改良点が見られるが,勝利によってポイントが得られるHonorシステムは,これまでのようにラダーで競争心を煽るのではなく,プレイヤーが個々のペースで増やしていくことで,完全にゲームプレイに組み込んだ。
それぞれの種族には,陸行もしくは飛行型の移動用マウントが追加される。WoWファンにとっては,既存のキャラクターを使っていち早くレベル70に到達させるか,もしくは新しい種族のキャラクターを満喫するのは嬉しい悩みどころになりそうだ。
今回のデモで感じた限りでは,これ以上WoWTBCが遅延されることはなさそうだった。そしてBlizzard Entertainmentは,WoWTBC後,1年ごとに新しい拡張パックをリリースすると強気の発言をしている。ほかのMMORPGが,独占を止めるのは,今後もしばらく難しいかもしれない。(ライター:奥谷海人)
- 関連タイトル:
World of Warcraft: The Burning Crusade
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