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「World of Warcraft スターターガイド2010」第4回:「Cataclysm」の新種族“Worgen”で遊んでみる
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印刷2010/12/11 10:00

連載

「World of Warcraft スターターガイド2010」第4回:「Cataclysm」の新種族“Worgen”で遊んでみる


第4回:「Cataclysm」で遊んでみる
“Worgen”Lv1からのプレイレポート


 「World of Warcraft: Cataclysm」(以下,Cataclysm)が12月7日,全世界で発売された。現在,日本からでもCataclysmがプレイ可能な状態だ。

World of Warcraft: Cataclysm

 Cataclysmを導入すれば,Alliance陣営として「Worgen」のキャラクターを,あるいはHorde陣営として「Goblin」のキャラクターを新たに作成可能になる。今回はWorgenのキャラクターを実際に作って,その初期ゾーンとストーリーを紹介していこう。また,βテストでは用意された高レベルキャラでインスタンスを試すことができたので,そちらもレポートしていきたい。

「World of Warcraft」公式サイト

「WoW スターターガイド2010」

「WoW スターターガイド」2006年版(WoWのゲーム情報満載)



新種族「Worgen」で遊んでみる


 最初に設定する外見についてだが,人間とWorgen時の顔はリンクしており,片方をいじれば,もう片方も自動的に変更されてしまう。別々にカスタマイズはできないので,どちらかにこだわりを持って作りたい。

World of Warcraft: Cataclysm

 キャラメイクが終わってログインすると,早速イントロのシネマが始まる。長年防壁に囲まれて暮らしていたGilneasの人々が,突如として現れたWorgenの脅威に晒されるところからスタートだ。この時点ではプレイヤーも人間である。

 なお,序盤とはいえ完全にネタバレ企画なので,ネタバレ大嫌いな人は以下のカコミ部分は読み飛ばしていただきたい。

“Worgen”序盤プレイレポート(※ネタバレ注意)

 Gilneasの一市民であるプレイヤーは,「早く安全な場所へと避難するべきだ」とGilneasの王子Liamに言われる。だが向かうよう指示された先では,そこで指揮を執っているはずのWaldenが死に絶えており,そのことを報告しに王子のもとへ戻ると,すでに街は大勢の凶暴なWorgenに囲まれていたのだ。
 戦うしかなくなったプレイヤーは,Liamのもとで市民の避難や物資の確保,前線の維持を務めることとなる。

World of Warcraft: Cataclysm World of Warcraft: Cataclysm

 王子はプレイヤーの戦闘能力を評価し,この危機の打開に手を貸してほしいと依頼してくる。その幕開けが,Gilneasの王Genn Graymaneの旧友であり,国の厄介者Crowleyの救出だ。王は,この混沌とした国の存亡の危機にこそ彼の力が必要だと判断し,プレイヤーにCrowleyとTobiasの救出と援護を命令する。

World of Warcraft: Cataclysm World of Warcraft: Cataclysm

 こうして文字に起こすと伝わりにくいかもしれないが,物語のスタートから「次から次へと休む暇もなく状況がダイナミックに変化する」というゲームの動きは実に見事だ。
 迷うことなく次の目的地へ誘導するゲームデザインの設計はもちろんのこと,ほかのプレイヤーとクエストの進行状況が異なる場合は,お互いが見えない状態になる「Phasing」(フェージング)システムが発動し,広いフィールドで間違った方向へ一緒に行ってしまうといったことも起きない。初めてプレイする人が物語に集中でき,なおかつゲームをストレスなく遊べるように作られているのだ。

 王の下にGilneasの兵力が続々と集結している。避難活動の中でプレイヤーはWorgen化した市民に噛み付かれてしまうが,なんとか王室の科学者Aranasを救出。
 Gilneasの中心部である教会を取り戻すべく,プレイヤーやGenn Graymane,Crowley達の一行はさらにグイグイと進んでいく。教会を奪回して一息ついたところで,突如としてムービーが始まる。

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 目が覚めたプレイヤーは,なんとWorgen化しており,処刑される寸前であった。だが,先ほど助けたAranasの調合した薬によって,Worgen化したプレイヤーに理性が残っていることか判明し,処刑は回避されて再びGilneasのために戦うこととなる。

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 今度は海辺からやってきた,Horde勢力のForsakenを退けるミッションを中心に進んでいく。カタパルトを奪って自分自身を船に向かって投射するクエストは,いかにも「人間離れ」していている。また,アンデッドに火薬樽をかぶせて頭ごと吹き飛ばすシーンなどもある。

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 うまいこと戦線を押し戻したタイミングで,突如として大揺れが起こり,Forsakenともども地割れの被害を受けてしまう。大揺れの原因は不明だが,規模の大きさからしてDeathwingによるものと考えて,ほぼ間違いないだろう。
 そもそもForsakenが戦闘を仕掛けてきた理由も,巨大壁であるGraymane Wallが地殻変動で崩れたからだったのだ。海からも敵の増援がやって来ることを確認した一行は,南下を余儀なくされる。

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 南に下ったプレイヤーはTal'dorenという大樹を訪れることになる。ここは大昔,Worgenの始祖となったDruid達の住みかであった。今はNight ElfのDruid達が呪いの解除に利用されており,プレイヤーはここで,呪いを治癒するための触媒を集めることになる。
 完全に呪いを解くには至らないが,Worgenと人間のフォーム切り替えができるようになるスキル「Two Forms」を,ここで習得する。
 一緒に戦ってきたCrowleyや王Genn Graymaneも,気が付けばWorgen化していた。事態が悪化するなかで,手を取り合い市民を助けようとする彼らの苦労と決意がうかがえる。

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 Worgenとなってしまった王に悲観したGodfreyは王を誘拐し,その身柄をForsakenに引き渡してGilneasを保護してもらおうと目論むが,プレイヤー達の活躍によって未遂に終わる。追い詰められたGodfreyは崖から身を投けるのであった。

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 Worgenの呪いを克服した一行は,残った市民をForsakenから解放するべく北上し,ついにはGilneasを取り戻すべく総攻撃を仕掛けた。
 このクエストはラストが衝撃的なので,ぜひその目で確かめてほしい。NPCが比較的高速で動くため,見失わないよう注意されたい。

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 Tobiasの潜入行動により,ForsakenがGilneas全体に疫病(Plague)をバラ撒こうとしていることを突き止めた王は,ついに故郷を一度捨てて,人々をNight Elfのもとへ逃すことを決意する。

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 慰霊を済ませ,Forsakenと同じHordeのOrc勢力も追い返し,船に乗り込んでGilneasを脱出することで,Worgen初期エリアのクエストは一段落する。

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 Night Elfの首都Darnassusに身を寄せたGenn Graymaneは,この恩に報いるべく,今度はAllianceに手を貸し出すと申し出た。長年,巨大壁で世間と隔絶されてきたGilneasが,正式に勢力へ参戦した瞬間である。

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 本来,血の通わないはずのNPCながら,序盤から共に行動してきた彼らは非常に生き生きとしているのが印象的であった。敵役もしかりで,Forsakenの行いを前面に押し出すことで「Alliance vs Horde」の図式をプレイヤーにクッキリと見せ付けている。



「一番いいのを頼む」で行ってきた
Lv85のHeroicインスタンス


 βテストでは,最高装備で固めたキャラクターが用意されていた。Lv1のWorgenから一気に飛び石ではあるが,お次はインスタンス(ダンジョン)の難度を体感するべく,最強キャラで行ってみた。
 インスタンスは通常の難度である「Normal」と,歯ごたえの増す「Heroic」が選択可能で,Heroicならボスが落とすアイテムの質も断然良いものとなる。
 ベーシックWoWの頃からあったインスタンス「Shadowfang Keep」と「The Deadmines」(Alliance領にあるがHordeでも進行可能)の2つが,CataclysmでようやくHeroic難度を選択可能になる。

World of Warcraft: Cataclysm

 さて,用意された最強キャラはHunterにして素のHPが11万あり,ポートレイト上での単位が「K」(キロ)になっていて驚いた。
 装備の合計で得られた「Hit Rating」(攻撃の命中に関わる値)は1000で,しかしそれでもパーセンテージに還元されると10%に満たない。
 Lv上限が5上がるだけなので,拡張前の装備がしばらく通用するだろうと予想していたが,今回もWoW恒例の装備リセットは免れないようだ。装備を強化するプロフェッションに新レシピ,新素材が追加されているので,Lv85到達後のスタートラインは,新参も古参もほぼ一緒と考えていいだろう。

World of Warcraft: Cataclysm

 今回紹介するのは,Horde領にある「Shadowfang Keep」(SFK)だ。WoWベーシックから存在していたインスタンスなので,場所を知っているプレイヤーも多いかもしれないが,Cataclysmパッチを機に中が様変わりしている。敵の構成はもちろんのこと,道順,ボスまでが異なる。

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 もう少し詳しく解説すると,先ほどのWorgenの初期ゾーンでも登場したGodfreyらが,Cataclysmパッチ以降,ここを占拠しているのだ。「死んだはずのGodfreyが何故」という疑問は,Undead(Horde)でプレイすることで判明するのだが,詳細は伏せておこう。

 1番目のボス「Ashbury」は,まず「Asphyxiate」(窒息)という攻撃でプレイヤー全員を宙に浮かせて毎秒ダメージを与えてくるのだが,このAsphyxiateが終わった直後の技を見破らないと勝てない。最初のボスからしてHPが400万(10人raidのPatchwerkと互角)あるので,攻撃役も相当頑張らないと苦戦するだろう。

World of Warcraft: Cataclysm

 2番目のボス「Silverlaine」はNormal難度と大差なく,気がつく間もなく倒してしまったほどだ。
 HordeとAllianceでは,ストーリーの展開上でSFKに突入してくるNPCも完全に異なるのが面白い。Forsakenの行き過ぎた疫病実験と,それを止めようとするOrcの力関係に今後注目したい。英雄Thrallに代わって新しくWarchiefに就任したGarroshは,短気なようでいて,Forsakenの動向には冷静さを保っているようだ。

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 3番目のボス「Springvale」は全体的な攻撃力が上がっており,彼が呼ぶ援護の雑魚敵の攻撃も壁役以外では耐え切れないほど痛い。
 4番目のボス「Walden」(Worgenクエストの最初の最初にいた彼)は見違えるほどタフになっており,部屋中に噴射する毒・氷は,立ち止まっていられないくらい危険であった。HPが拡張前と比べて4倍になっていても,まったく安心できないのだ。

World of Warcraft: Cataclysm
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 最後のボス「Godfrey」は前方に発射するピストルの威力が大幅に上昇していたが,ここまで来られるグループなら問題なく撃破できるという感じだ。回復役がピストルの射線に入らないよう,階段を利用していたのが印象的だった。
 最高装備に身をつつんでも,適当に棒立ちで攻撃しているだけでは勝てないようにできている。ましてやLv85に成り立てのプレイヤーならば,力押し作戦での攻略は難しいだろう。

World of Warcraft: Cataclysm

 なお,WoWベーシック時代に存在した,いわゆるAzerothインスタンスの適正レベルにもテコ入れがなされている。Lv60向けであった「Scholomance」「Stratholme」「Dire Maul」「Blackrock Spire」がその代表で,場所によってはなんとLv30中盤から通うことが可能になった。
 Lv60になったら即「Burning Crusade」のインスタンスに行ってしまうというのは仕方ないことだが,それでは旧大陸の美味しいコンテンツがもったいない……と思っていたので,これは嬉しい変更である。
 Lv60になるまでの序盤〜中盤のインスタンスに関しては,入場レベルはほぼそのまま据え置きだ。

 というわけで,今週でCataclysm連載は終了となる。今回の連載で,WoWはMMORPGとは思えぬほどドラマチックなストーリー展開が楽しめる作品だということを,ご理解いただけただろうか。新種族は「Worgen」のほかに「Goblin」もいるので,ぜひ両方ともプレイしてもらいたい。
 WoW未体験の人も,休眠していたWoWプレイヤーも,発売されたばかりのCataclysmを,ぜひプレイしよう。まったくの初心者は,「WoW スターターガイド」2006年版でWoWベーシックからのクラスや種族,基本的な遊び方がサポートされているので,ぜひそちらも併用してほしい。それでは快適なWoWライフを!

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「WoW スターターガイド2010」

「WoW スターターガイド」2006年版(WoWのゲーム情報満載)


■■中田さとし(ライター)■■
World of Warcraft: Cataclysm
1982年生まれ。慶應義塾大学卒業後,翻訳会社勤務を経てフリーライターとなる。MMORPG全般をこよなく愛するというゲームライターは多いが,中田氏の場合は「World of Warcraft」一筋。ライターとしての代表作はなんといっても,2010年5月に発売された「デジタルゲームの教科書 知っておくべきゲーム業界最新トレンド」(デジタルゲームの教科書制作委員会/ソフトバンククリエイティブ)だ。「第12章 日本タイトルの海外へのローカライズ」の章の著者である。(※協力: 智凡迪科技股份有限公司、密技冰風暴



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