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[韓国ゲーム事情#497]「eXtreme Soccer」発表会開催 日本国内でのクローズドβは5月頃に実施か
「eXtreme Soccer」発表会開催 日本国内でのクローズドβは5月頃に実施か(2006/3/9)
先ほど掲載した記事に続いて,本日(3月9日)午前11時に韓国・ソウルのCOEX Intercontinental Hotelで開かれた,「eXtreme Soccer」の公式発表会の模様をお伝えしよう。
韓国内のメディアが多数取材に訪れていたことからも,本作に対する注目度の高さがうかがえた。発表会ではまず,4Gamerに掲載済みのプロモーションムービーとゲームプレイムービーが披露された。早速このゲームプレイムービーを入手して4GamerにUpしたので,興味がある人はぜひ見てほしい。
eXtreme Soccerのゲームプレイムービーは「こちら」(23.5MB:52秒,MPEG-1)
2006年はワールドカップが開催される年なので,オンラインサッカーゲームというだけでも大きな話題であったことは事実だが,この発表会で報告された,本作の海外展開に向けた最新状況は,韓国内のゲーム業界に驚きをもたらすのに十分な内容だった。
先ほど掲載した記事でもお伝えしたように,日本ではガンホー・オンライン・エンターテイメントがサービス提供を行うことになったわけだが,そのほかにも,中国でのサービス提供については9you Information Technologyが,ヨーロッパ35か国でのサービス提供についてはフランスのパブリッシャが,それぞれSonicAntとの間で契約を結んだことがアナウンスされたのだ。
また,この発表会にはガンホーと9youの関係者達も参加しており,プレスの注目を集めていた。
SonicAnt社長のChang Sang Ok氏によると,同社がガンホーと契約を交わしたのは,2月23日のことだという。韓国産のオンラインゲームを日本で成功させたノウハウを持つガンホーに大きな期待を寄せるとともに,SonicAntとしても,eXtreme Soccerが日本で大きな成功を収めるよう,努力していく方針であることを明かし,両社の強固なパートナーシップをアピールした。
なお韓国では,4月7日から最初のクローズドβテストが行われる予定だ。日本,中国,そしてヨーロッパでのスケジュールは未定だが,日本と中国では5月頃,ヨーロッパでは7月頃になる見通しとのこと。
同社の別の関係者の話では,早速ガンホーの技術スタッフが訪韓し,本格的なローカライズ作業が開始されるそうだ。
ワールドカップの開催に合わせ,韓国では,はっきりしているだけでも5〜6タイトルほどのオンラインサッカーゲームの開発が進行中だ。しかし現在のところ,実際にネットワーク対戦が行える段階まで開発が進んでいるタイトルは,eXtreme Soccerしかないようである。
オンラインサッカーゲームの開発競争は熾烈を極めているが,サービス開始が早ければ早いほど有利な立場に立てるといっていいだろう。その意味では,eXtreme Soccerが一歩リードしたというのが,業界関係者達の一致した意見だ。
ともあれ,日本国内でのサービス提供が確実なものとなったわけであるし,本作の今後の動向には注目していきたいところだ。
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エクストリームサッカー
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