GMKB109BK
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シグマA・P・Oシステム販売は,FPSで多用される複数キーの同時押しに対応したゲーマー向け日本語109キーボード
「GMKB109」シリーズ2モデルを発表した。本体カラー白の「GMKB109WH」と黒の「GMKB109BK」は,いずれも2008年1月中旬に発売予定だ。
予想実売価格は2800円前後。
GMKB109シリーズは,同社が「FPSで多用する」とした21キー(※下の写真参照)について,PS/2接続時にそれらすべてのキーの同時押しをサポートするのが最大の特徴だ。一般的なキーボードだと2〜3キーの同時押し対応が一般的だが,GMKB109シリーズなら,“しゃがみながら斜めに移動しつつコマンド操作を行う”などといった動作を問題なく行えるというわけである。なお,同製品は付属の変換アダプタを利用することでUSB接続も行えるが,この場合はUSBの仕様により最大6キーの対応となる。
21キーには[W/A/S/D]キーとその周辺,そしてカーソルキーが含まれる
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一体成形のメンブレンシートを採用することで,ラバードームがズレたりすることなく,安定した打鍵が可能という |
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チルトスタンドはラバーコート済み |
キースイッチは一体成形のメンブレンタイプで,キーは500万回の押下に耐える仕様とのこと。キーピッチ19mm,キーストローク3.9mmと,このあたりはごくごく一般的だ。重量は670g,サイズは450(W)×160(D)×37(H)mmで,ラバーキャップ付きチルトスタンドにより傾斜角を調整可能になっている。対応OSはWindows 2000/XP/Vista。
シグマA・P・Oシステム販売は,同製品をFPSのビギナー向けと位置づけているが,確かに比較的安価なのは,FPSビギナーが「ちょっと試してみる」のに向いているかもしれない。最近FPSを始め,手持ちのキーボードでうまくプレイできない感じがしたのなら,一度使ってみてはどうだろうか。